本屋さんをめぐる話
新宿にオープンしたばかりの大型書店に、まっ先に行ってみました。広いスペースに棚がいくつも並べられた店内は、外国の図書館のようです。本をゆっくり探すのにはぴったりの場所に思えます。ただ、オープンしたてとはいえ、レジのカウンターがあまりに不馴れで、とても長い時間がかかってしまった。そうすると、こんなに本が揃っていないとしても、いつもの慣れた本屋さんで買うほうがいいなあと思ってしまいます。しばらくすれば、こうしたドタバタはなくなるのでしょうけど、最初の印象は大切ですね。
何十万冊という品揃えを誇る大型書店。一方、店は広くはないけれど、個性的な本に出会うことができる書店。それぞれの良さを考えているうちに、「ユー・ガット・メール」という映画を思い出しました。メグ・ライアンとトム・ハンクス主演のロマンチックコメディでしたが、ニューヨークに新しくオープンする大型書店チェーンと、昔ながらの小さな絵本の店をめぐるストーリーでした。メグ・ライアン演ずるキャスリーンが経営している絵本の店は、すぐにも訪れてみたくなるような暖かい雰囲気に包まれていました。本好きにはたまらない映画だと思います。よかったら、ビデオやDVDなどでご覧になってみてくださいね。
さて、今月の月替わりメニューは、ジャスミン・ティー。ジャスミンの花の香りが、すっきりとさわやかな気分をもたらします。心からリラックスしたいときに、おすすめの本をご紹介します。
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●まっこリ〜ナ Profile
編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
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