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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
本屋さんをめぐる話

新宿にオープンしたばかりの大型書店に、まっ先に行ってみました。広いスペースに棚がいくつも並べられた店内は、外国の図書館のようです。本をゆっくり探すのにはぴったりの場所に思えます。ただ、オープンしたてとはいえ、レジのカウンターがあまりに不馴れで、とても長い時間がかかってしまった。そうすると、こんなに本が揃っていないとしても、いつもの慣れた本屋さんで買うほうがいいなあと思ってしまいます。しばらくすれば、こうしたドタバタはなくなるのでしょうけど、最初の印象は大切ですね。

何十万冊という品揃えを誇る大型書店。一方、店は広くはないけれど、個性的な本に出会うことができる書店。それぞれの良さを考えているうちに、「ユー・ガット・メール」という映画を思い出しました。メグ・ライアンとトム・ハンクス主演のロマンチックコメディでしたが、ニューヨークに新しくオープンする大型書店チェーンと、昔ながらの小さな絵本の店をめぐるストーリーでした。メグ・ライアン演ずるキャスリーンが経営している絵本の店は、すぐにも訪れてみたくなるような暖かい雰囲気に包まれていました。本好きにはたまらない映画だと思います。よかったら、ビデオやDVDなどでご覧になってみてくださいね。

さて、今月の月替わりメニューは、ジャスミン・ティー。ジャスミンの花の香りが、すっきりとさわやかな気分をもたらします。心からリラックスしたいときに、おすすめの本をご紹介します。


まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」


価格:¥1,260
今年いちばんの幸せ感!

High and dry (はつ恋)
著者:よしもとばなな / 出版社:文藝春秋


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今年も、たくさんの本を手にとり、素晴らしい本と出会うことができましたが、なかでも印象的だったのは、よしもとばななさんの本。1年の間に、ばななさんの本を何冊も読み返し、新作も手にとって、ストーリーの持つ力強さと、愛の深さに圧倒されました。いずれも、読んだあとには、自分も愛する人も、住んでいる町も、みんな愛おしく思う気持ちが、体の奥から沸き上がってきます。

『High and dry(はつ恋)』も、とびきり幸せな気持ちに包まれるストーリー。主人公は14歳の女の子。彼女は20代後半の絵の先生、キュウくんに初めて恋をします。ある日、二人に訪れた美しく小さな奇跡をきっかけに、お互いのことを大好きになっていきます。好きな人を大切に思う気持ちは、こんなにもシンプルで丁寧なもの。主人公の夕子の家族も、キュウくんのお母さんも、たくさんの愛を持っている人たち。
もし、私が中学生のころに読んでいたとしたら。きっと、自分を夕子に重ね合わせたりして、この本を宝物ののように大切に思ったことだろう。そして、自分の好きな人にも読んでもらいたいと思ったにちがいない。


価格:¥1,365
はちゃめちゃに面白い、痛快エッセイ

なめないでね、わたしのこと
著者:内館 牧子 / 出版社:幻冬舎


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人気脚本家の内館牧子さんが、「もてる男」について、ベッカムについて、雅山との結婚騒動について、ドラマの舞台裏について、横綱審議委員会の騒動について、書きまくります。正義感にあふれた熱い心をもった方なんですが、どうにもおっちょこちょいなところが可愛いんですよね。いちばんケッサクだったのは、ワールドカップで世界中が浮かれていたとき、中田と中山しかわからない内館さんが、「三都主」という選手名を見て、「みとあるじ」ってだれ? と言ったこと。内館さんは、相撲とプロレスとボクシングの大ファンですが、それ以外のスポーツは、まったくダメなんだそうです。大笑いしながら読みましたが、何より印象に残ったのは、明るく大らかな心をもった内館さんの女っぷり。ほれぼれさせていただきました。
・甘いココアな本  「甘いココアな本」一覧へ >>


価格:
¥1,575
No.1芸妓が明かす、本当のもてなしと気配り

祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人
著者:岩崎 峰子 / 出版社:幻冬舎


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花柳界は、日本の伝統文化のひとつ。その中でも、歴史が古く、格式が高い「祇園・甲部」で、6年間に渡り、売り上げナンバーワン芸妓だった岩崎峰子さん。素晴らしい美貌に恵まれたうえ、芸のお稽古や接待術を磨くために、並み大抵でない努力をしてきた彼女が、お座敷に集まる方々に可愛がられたのは当然でしょう。3年前に出た話題も決して忘れない、徳利の傾きも見逃さない、苦手なタイプの人ほどていねいに接する、こんな気配りの数々。
「おつきあいする女性で男性の評判がきまります」、「花には早咲きと遅咲きがあります」、「人の上に立つ人は、教わり上手、楽しみ上手です」・・・。これは、祇園のお座敷で出会った一流の方々に共通の生き方です。最高級の接客をしながら、本当に一流と呼ばれる人たちと接した経験には、重みがあります。


・日本茶な本  「日本茶な本」一覧へ >>


価格:
¥1,470
とっておきの場所をこんなに教えていいの!?

秘密の京都 京都人だけの散歩術
著者:入江 敦彦 / 出版社:新潮社


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著者は、京都西陣生まれの京都育ち。ディープな京都の魅力が満載のエッセイ。化野の「佐野園」に咲く妖しいまでに美しい桜、桜や躑躅、椿など百花咲き乱れる洛中の「雨法院」の庭、「御所」の原生林での森林浴、元気をくれる「達磨寺」。生っ粋の京都人ならではの、秘密の場所が次々と紹介される。著者は、現在、ロンドン在住。だから、一歩、離れたところから京都を眺めている感じもする。ノッティングヒルでクリスマスの買い物をしながら思い出すのは、京都で過ごすのんびりとしたお正月。私も、今まで知らなかった京都に出会ってみたい。ぜひ、この本を頼りに、冬の京都に出かけよう。

・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥2,625
懐かしいお人形に、必ず出会える

お人形事典―ファッションドール編
著者:たいら めぐみ / 出版社:グラフィック社


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1951年から現在までの世界のお人形が網羅されている。バービー、リカちゃん、ブライス、ジェニーなど、おなじみのお人形たちが129体も! 子供のとき、最初に手にしたお人形や、一番お気に入りだったお人形が載っていると、懐かしさで、胸がきゅうっとなっちゃいます。もはや、二度と会うことはないと思っていた人に、思いがけず再会したような感じです。私にとって定番だったリカちゃんや、今でもときどき買っているバービーのほか、忘れかけていたお人形にも出会うことができました。そのひとつが、「とことこトコちゃん」。脚を取り外して、かわりに自分の指を入れて、とことこと歩かせるユニークなお人形で、とても気に入ってよく遊んでいたのですが、そのときブームになった後は、玩具売り場などで、見かけることはあまりなかったようです。お人形のファッションや顔のつくりに、時代性がよく出ていて面白いですよ。

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2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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