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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
世界にたったひとつの地図

この秋は、待ち遠しい映画がめじろ押しですが、なかでも一番楽しみだった『エリザベスタウン』を試写会で見てきました。失意のどん底から次第に立ち直っていく青年ドリューを演じたオーランド・ブルームは、期待通り本当に魅力的。大好きなキルスティン・ダンスト演じるクレアも、みずみずしくとてもキュートでした。

特に印象に残ったのは、クレアが、ドリューに渡したお手製のドライブマップ。ドリューは、イラストあり写真ありのこのマップに従って、アメリカを横断していきます。お勧めの名所や会うべき人も事細かに指示してあって、風景や心象に合わせた音楽まである。まさに世界にたったひとつの素敵な地図。この地図からいろんなことが始まりそうな予感がしますよね。「地図」って、人の見方によって意味を変えられるものだから、旅の案内だけでなく、人生の道筋までも変える力のあるものなのではと思います。そこで、今回は、そんな大きな可能性を秘めた、地図の本をセレクトすることに決めました。数ある地図やガイドブックのなかでも、とびきりユニークで楽しい本をご紹介します。

今月の月替わりメニューは、シンプルなカプチーノ。見知らぬ国の街角で、地図を片手にカプチーノを一杯飲んで、ほっと一息。あなたの旅心を誘う一冊をどうぞ。

まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」


価格:¥1,400
子どもたちが24色のペンで思い思いに描く、心の地図

ひとつのせかいちず
著者:伊勢 華子 / 出版社:扶桑社


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世界じゅうを巡り、各国の子どもたちに画用紙と24色のサインペンを渡して、世界地図を描いてもらった。カナダ、ブラジル、キューバ、イタリア、ベトナムなど23か国。ここには122人の子どもたちが心に想う地図がある。女の子の話が大好きな男の子は、ハートの形をした国を描く。地図が見えなくなるほどたくさんの虹を描く子もいる。自然環境も、お国柄もそれぞれに異なる国で、子どもたちの描く地図は違ってくる。空や海の色、雨や花、音楽によっても子どもの気分はどんどん変わり、地図の形や色に反映されるのだと思う。

地図からは、国の教育環境も見えてくる。難民キャンプでくらし学校に行けない子、世界地図や地球儀を見たこともない子どもたちもたくさんいるのだ。

子どもの笑顔の写真と地図をひとつひとつ見比べていくのが楽しい。メキシコの浜辺やセイシェルの市場で、ギリシアの教会、イタリアの食卓で、著者が子どもたちと触れ合う場面は、まるで一編のロードムービーを見ているよう。遠い国の街のざわめきと子どもの歓声が、耳もとに聞こえてくる。


価格:¥1,890
普段着のローマを散歩しよう

ローマのおさんぽ―パノラマで見よう!
著者:Studio Yuccino / 出版社:竹書房


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それこそ手作りマップのような肌触りの本。カメラマンの著者が、ローマの通りを歩きつつ心にとめた場所を、写真と解説で楽しく見せてくれる。くねくねとした迷路のような道筋を、気の向くままにたどってみたくなる。

川沿いの骨董市や、休日のボルゲーゼ公園に行ってみたい。観光地としてのローマというより、ロマーニたちがふだん楽しむ場所を知りたい。そんな問いに答えてくれるガイドブックだ。

以前、イタリアを訪れたとき、ローマやフィレンツェの街で、本屋を見かけるたびに立ち寄った。目がいくのは、やっぱり絵が中心の子ども向けの本で、楽器の絵本を、管楽器を吹く友達へのお土産にして喜ばれた。この本に紹介されている本屋は、かなりお洒落っぽい雰囲気の店。近々、ローマに行く予定がなくても、家で眺めるだけでじゅうぶんうきうきとした気分に浸れる。
・フレッシュジュースな本  「フレッシュジュースな本」一覧へ >>


価格:
¥1,470
世界じゅうのソウが、ヨガを楽しめる本だって

ババールのヨガ
著者:ロラン・ド・ブリュノフ,伏見 操 / 出版社:白泉社


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ゾウのババールのヨガの本が出ちゃいました。これがけっこう本格的で、正真正銘のヨガの本になっている。ゾウの世界でもヨガが大流行、「ヨガは、いそがしい毎日を過ごすゾウたちに、やすらぎと心の安定を与えてくれる」というのは、人間もゾウも全く同じ。ヨガ教室の様子もケッサク。ちゃんとヨガマットの上に座ってリラックス。ちなみにヨガ・マスターは人間です。「太陽礼拝」や「英雄のポーズ」など15のポーズとストレッチについて、ていねいに説明がされている。私もヨガを続けているが、はたから見るとこんなふうに見えているんだろうか、っとちょっと心配になっちゃいました。

・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥460
透明な眼差しで綴る、家族や友人との豊かな交流

庭のつるばら
著者:庄野 潤三 / 出版社:新潮社


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庄野潤三さんの本は、家族と共に過ごすことの喜びにあふれている。子どもたちは巣立ち、夫婦二人きりの生活のなか、季節は何度も移ろう。友人や近所の人との交流を大切にし、孫の成長を楽しみにくらす。子どもや孫たち全員そろっての、伊良湖岬への家族旅行のシーンが素晴らしい。76才(当時)の庄野さんが、急に海に入りたくなって冷たい水の中を泳ぐ。喜ぶ子どもたち。ふいに涙が出そうになった。いつか私もそこにいたような気がした。待ち遠しい夏休みの家族旅行、海水浴、必ずやってくる旅の終わりの寂しさ。日々の暮らしの中にある、ちっとも劇的ではない日常を淡々と愛情をこめて描き出す。

旅行先にこの本を持っていった。庄野さんの本は、旅をすることの喜びを実感させてくれるから。そして、短い旅のあと、ふだんの生活に戻ることの幸せも感じさせてくれる。


・日本茶な本  「日本茶な本」一覧へ >>


価格:
¥1,628
デートやビジネスの約束に、今夜から使えます

東京待ち合わせ案内
出版社:プチグラパブリッシング


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人との待ち合わせ場所って、そのあとの時間がハッピーになるか否かを決めるカギだと思う。デートだけじゃなく、仕事での待ち合わせ場所も大切。シビアな打ち合わせは、少しでも居心地のいい方がいいもの。この本で紹介されている待ち合わせ場所は、どこかゆったりとした空間を感じさせる。ホテルのロビー、広々とした書店の中のカフェ、静かなフォトギャラリーやミュージアムなど、100選。お互いの緊張もほぐれるに違いない場所を探してみたい。アイリッシュパブのカウンターというのも気が利いてる。夜の街に繰り出すか、腰を落ち着けて飲むかの選択ができる。待ち合わせの場所を見つけるのに最適の本。今夜から試してみて。

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2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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