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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
あたたかな光に包まれた日

以前、カフェボンボンでご紹介したこともある、ニューヨーク在住の人気画家・藤田理麻さんの新作絵画展に行ってきました。今回の絵のテーマは「METTA」。サンスクリット語で「親愛」という意味なんだそうです。理麻さんの描くスピリチュアルな世界が柔らかい慈愛のオーラを放ち、私の心をあたたかな光でそっと包みこんでくれました。

絵画展に合わせて絵本の新作も出版されました。本の1ぺージ1ページに、理麻さんの世界観がぎゅっと凝縮され、豊かな色彩にあふれています。絵の前に佇んでいるときに感じたやさしい光は、本の中にも見つけられるんですよね。

とくに気に入った絵は、いつだって、欲しいなあと思わずにはいられませんが、なかなか手が出せません。自分の好きな絵は、手元に置いていつも眺めていたい。感じていたい。でも、実物を購入するのはむずかしい。そんな人のために、本が大きな役割を果たすこともあるんだとふと思いました。

さて、今月の月替わりメニューは、ミモザ。花の名前のカクテルは、シャンパンとオレンジの贅沢な味。見た目も中身も華やかなこのお酒のように、美しさがページのなかに凝縮された本をセレクトしました。


まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」


価格:¥1,600
慈愛の心とともにある、色鮮やかな絵本の世界

ワンダーガーデン―老犬と仔ウサギの物語
著者:藤田 理麻 / 出版社:扶桑社


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人気画家の藤田理麻さんが、ダライ・ラマ法王の動物を慈しむ心にインスパイアされてつくった絵本。チベット仏教の「慈悲の心」をテーマに、老いた一匹の犬と迷子の仔ウサギの心温まる物語を描いた。

舞台はダライ・ラマ法王の庭。菩堤樹の上で昼寝をする女の子の夢。青い空には黄色い雲が浮かび、木々は大らかにどこまでも伸びていく。ピンクやオレンジの鳥が飛び、花々が咲き乱れる庭。女の子のグリーンの大きな目から放たれる柔らかな光が、私の心にまっすぐに届く。

理麻さんは「Books For Children」という機関を設立し、貧しい国々の子どもたちに、絵本をつくって贈る活動を続けている。2006年2月までに、インド、ネパール、ブータンにある難民学校に『ワンダーガーデン』2500冊を贈る予定だという。こうして1冊の本が世界とつながっていく。額物に収めたいように美しい絵をページに閉じ込めた、本当に贅沢な絵本をぜひ手にとってみてください。


価格:¥2,310
バレエへの愛と踊る喜びにあふれた本

吉田都 終わりのない旅
著者:吉田 都 / 出版社:阪急コミュニケーションズ


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英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、吉田都さんの踊りの一瞬一瞬の輝きを収めたフォトエッセイ。人を魅了してやまない踊り。流れるような可憐な動きを見つめるとき、この素晴らしい舞台がいつまでも終わってほしくないと思う。

後ろ姿がとくに美しい人だと思う。長い首筋から肩の優美な線、肩甲骨の動き。鍛え上げられた背中は、世界最高峰のバレエリーナだけが持つ完璧さ。

以前、都さんに密着取材したテレビ番組を見たが、華やかで厳しい世界を生きてきた人のようには見えなかった。奥ゆかしい控えめな人柄に思えた。思ったとおり、プリンシパルになろうという野望を抱いたことは一度もなかったとエッセイにあった。アピールしたり目立とうとしなかったことで、かえって踊りに集中することができた。とはいえ、自己主張の強い外国のバレエ団で、どんなふうに主役の座を勝ち取ったのか、そこのところをもっともっと聞いてみたいとも思う。

ごくふつうの少女がバレエリーナになっていく過程や、英国でのプライベートな生活を知ると、さらに親近感がわいてファンになる。いつかまた舞台を見られる日まで、この本を眺めては楽しみたい。
・フレッシュジュースな本  「フレッシュジュースな本」一覧へ >>


価格:
¥1,260
自分に「喝!」を入れたい方にオススメです

恋より仕事!
著者:室井 佑月 / 出版社:メディアファクトリー


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火曜日の朝はワイドショーの「とくダネ!」を見るのが楽しみ。なぜかというと、室井佑月さんがコメンテーターとして出演しているから。お洒落ないでたちも好きだし、意表をついたコメントがなんともいい。そんな室井さんのエッセンスがつまったエッセイが面白くないわけがない。この本を読んだ人は、知らないうちに身の上相談にのってもらったような気がするんじゃないかしら。エネルギーを気前よく分けてくれる、そんな感じがします。ハードな締め切りに悪態をつきながらも仕事を愛し、家族や友達、ダーリンを愛してる。室井さんの真摯な生きかたにほれました。


・エスプレッソな本  「エスプレッソな本」一覧へ >>


価格:
¥1,890
孤独な夜にそっと向き合う、自分の心

永い夜
著者:ミシェル レミュー,Lemieux Mich`ele,森 絵都 / 出版社:講談社


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いつもはバタンキューなのに、どうしても眠れない夜に……。やっと眠りにおちそうになった瞬間、底なしの闇に引きずりこまれるときがある。目を開けなければこのまま死んでしまうと頭では感じているのに、体は全然動かない。全身に力を入れて必死の思いで目を開ける。私はあわてて部屋を明るくしてしばらく起きているけれど、心の奥のそうっとしておきたい部分も目を覚ましてしまう。

死ぬときがきたら自分でもわかるのかな。
自分で自分がどうにもならないときー。
とりのこされるのが、こわい!
だれかにぎゅっと抱きしめてほしいと思う。
いつかわたしもママになる。きっと。

ひとりっきりの不安な夜に生まれるこんな想い。言葉として読んでいくと、心の闇のもやもやが少しずつ溶けて気が楽になってくる。私だけじゃない、誰でもこんなことを考えることがあるんだと思えるからかもしれない。きっとこれからも繰り返しやってくる永い夜、不安に押しつぶされそうになったとき、この本を開く。

・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥2,940
心を癒す懐かしい風景を再体験

心の風景
著者:野呂 希一,荒井 和生 / 出版社:青菁社


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ずっと昔に見た風景がふいによみがえってくる瞬間。キンモクセイの香りをかぐと、きまって祖母の家を思い出すし、どこかの家の夕ご飯のカレーライスのにおいも、遠い記憶を刺激する。そんな感覚がたしかに心のはしっこにある。

土筆、蒲公英、花いちもんめ、漁火、縁日、校庭、まちあかり。言葉から思い浮かべるイメージは人それぞれ違うはずだけど、この本の写真の風景はデジャビュのように懐かしい。忘れがたい記憶の中の風景が、写真と言葉でよみがえる感じでしょうか。索引の気になる言葉を拾ってはページを開いてみる。そうすると、だんだんと心が静まってきます。疲れを癒したいときや、仕事の合い間におすすめです。

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2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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