走るときに聴く音楽
新年の私の買い初めは、ランニングシューズとスキマスイッチ。どちらも走るときに使うものです。さわやかなブルーのラインのシューズとのびやかな歌声で、体も心も軽くなるように。そんな願いをこめました。
いまは一年で最も寒い季節ですが、頭の地肌がひやっとするくらい冷たい風も、鼻につんとくる朝の空気も心地よい。いちばん素敵なのは、走りながら季節の変化を全身で感じられること。そして、その感覚を研ぎすませてくれるのが音だと思います。それはiPodが奏でる音楽のときもあるし、イヤホンをはずしたとたん急に耳に響く鳥のさえずりのこともあります。立ち止まると木が葉を落とす微かな音も聞こえます。
走り続ける作家・村上春樹さんの著者『走ることについて語るときに僕の語ること』に、走るときに聴く音楽のことが書かれています。村上氏の場合は、走る速度に合ったシンプルなリズムのロックがいいそうです。夏のハワイのカウアイ島で聴きながら走ったという、1960年代のバンド・ラヴィン・スプーンフルを私も聴いてみたいと思っています。
さて、今月の月替わりメニューは、おやつの定番・カスタードプリン。優しい甘さのプリンのような美味しさいっぱいの本をどうぞ。
今年も、愛にあふれた、心に響く本をたくさんご紹介していきたいと思います!
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●まっこリ〜ナ Profile
編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
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