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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
初体験づくしの駅伝

先日、横田基地で開催された駅伝に出場しました。駅伝といえば、毎年お正月にテレビで応援していますが、実際に自分が走るのは初めてのことです。初体験というのは、いくつになっても緊張と嬉しさで胸が高鳴るものですね。

チーム4人で5キロずつ20キロ。私は第一走者だったのですが、駅伝のスタートの経験も、基地を走るのも初めてなのでドキドキです。すごい勢いでスタートしたランナーたちに混じって飛び出したあとは、自分のペースで走り、無事たすきを渡すことができました。巨大な倉庫やゴルフ場、踏切を通るコースは、見慣れない不思議な光景でした。レースが終わり、緑の芝生の上でくつろいでいると、昔、運動会のあとにいつも感じた充実感と心地よい疲れを思い出しました。

さて、今月の月替わりメニューは、オレンジティー。輪切りにしたオレンジがさわやかに香る飲み物です。雨上がりの空の下、冷たいオレンジティーを傍らに、自然のインスピレーションにあふれた本をお楽しみください。

まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」


価格:¥1,575
エコで楽しい、ヒッピー的生活のすすめ

ヒッピー・ハンドブック
著者:チェルシー・ケイン, リア・ミターニク, 下條 ユリ / 出版社:フレックス・ファーム


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このユニークなヒッピーガイド本の著者チェルシー・ケインは、ヒッピーの子どもとして、アイオワのヒッピーコミューンで暮らした経験の持ち主。幼いときから「マクラメ編み」でセーターが編めたというからびっくり。このハンドブックに紹介されているのは、ケイン自らが見聞きし、実践してきた、実用的で楽しいヒッピー生活なのだ。ヒッピーファッションに始まり、ヒッピー的なお誕生会の開き方、砂キャンドルの作り方、サイケな文字の描き方、そのほかいろいろ愉快なヒッピー・ライフが満載だ。

私は、「わが子に授けるヒッピーらしい名前」のアイデアが気に入りました。レインボー、チューズデイ、サンシャイン、クローバー、ジャスミン……。どれもキュートですっとんきょうな素敵な名前です。

著者は、子どものころ、お母さんに「タンポポで髪飾りを作りなさい」と教わったという。それはお母さん流の庭のメンテナンス対策でもあったそうだ。畑仕事が大好きで、畑の収穫物をコミューンのみんなで食べる。そんなヒッピーのくらしかたは、とてもエコでロハスですよね。

自分がいつも好きでしていること、ヨガをやったり、ビルケンシュトックのサンダルを愛用したり、ハーブを育てたり。そういうヒッピー的なエッセンスが私の生活のなかにも自然にあるのだなあと感じました。マクラメ編みのプラントハンガーも愛用していますし。愉快なイラストも必見です!


価格:¥1,995
豊かなイマジネーションあふれる緑の庭で

パリのナチュラルガーデン―ナチュラルに花と緑とあそぶパリジャン流ガーデニングライフ
著者:エディシォン・ドゥ・パリ / 出版社:エディシォン・ドゥ・パリ


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いまの季節、自宅の小さな庭でも、木々や草花がどんどん伸びて、庭は見るたびに目まぐるしく変化している。朝と夕方でも、景色は違っている。本書に紹介されているパリの庭は美しいだけでなく、植物が季節や時間とともに生長してゆく様子を、ありのままに楽しむための庭づくりをしているのがなにより印象的だ。

個性的なパリジャン、パリジェンヌたちの庭に共通するのは、庭は独立した空間ではなく、家とひとつづきという感覚だ。庭は、ごはんを食べたり、友人を招いたり、読書や昼寝もする心地のよい場所。ひとりで静かに過ごすことも、子どもたちが遊びまわることもできる場所。誰もがくつろげるプライベートな空間として、庭をたんねんにゆっくりとつくり上げている。

サボテンのある庭、ハリネズミのいる庭、美味しそうな庭……。そこにいるだけで自然からのインスピレーションを受ける庭と、そのつくり手たちのガーデニングライフをお楽しみください。
・アイリッシュな本  「アイリッシュな本」一覧へ >>


価格:
¥987
隠された心の闇に深く迫る傑作ミステリー

女たちの真実
著者:ローラ・リップマン, 吉澤 康子 / 出版社:早川書房


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事件の発端は、自動車事故で捕まった女性がベサニー姉妹だと名乗ったことだった。女性は、30年前にボルチモアの町のショッピングモールからこつ然と姿を消した、15歳と13歳のベサニー姉妹のひとりだというのだ。女は果たして本物なのか。未解決となっていた謎の事件の捜査が、長い時を経て再び始まった。

女の複雑な人生が次第に明らかになるにつれて、巧妙に隠されていた真実の闇が浮かび上がってくる。少女たちが消えた日を境に永遠に失われてしまったものの重さ、残された者たちの癒えることのない苦しみが胸に迫った。

私立探偵テス・モナハンシリーズが人気のローラ・リップマンだが、本書のようなノン・シリーズも、繊細で深みがありとても魅力的だ。緻密な時代背景や人間心理の深層の描き方が、イギリスの推理作家ルース・レンデルを彷彿させるように思った。ただ、レンデルの作品ほどやりきれなくはない。謎解きとともに、味わい深いミステリーがお好きな方におすすめです。

・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥1,890
幻想的な絵本でたどる、画家の生涯

クリムトと猫
著者:ベレニーチェ カパッティ, B´er´enice Capatti, Octavia Monaco, 森田 義之, オクタヴィア モナコ / 出版社:西村書店


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目の覚めるように美しい絵本だ。ピンクとオレンジと金色の色使いの絵が、クリムトの絵のイメージと絶妙に溶け合っている。オーストリアの画家グスタフ・クリムト。代表作の「接吻」に描かれた恋人たちからは、金色に輝く愛のオーラが放射されている。こんなにも官能的な愛を描いたクリムトは、どんな男の人だったのだろう。もてそうな人? セクシーな感じの人? 

クリムトのアトリエで飼われていた猫が語る人物像は、大らかでシャイな独身男性。いつも仕事で頭がいっぱい、自分でデザインした仕事着からは絵具のにおいをぷんぷんさせた人。バカンス先でも、ポケットの中に、構図を決めるための小さな象牙のフレームを入れていたそうだ。アトリエの庭でバラの花を大切に育て、恋人たちの絵の背景に描いた。官能的な絵とのギャップがほほえましいエピソードだ。

絵本を通して画家の生涯を知るというのは、劇中劇みたいなものかもしれない。絵本の中の絵が語るもの。絵が生まれた背景を絵を通してのぞいてみるのだから、理にかなった方法のような気がした。イタリア・アンデルセン賞受賞作品。

・甘いココアな本  「甘いココアな本」一覧へ >>


価格:
イギリスの人気絵本を英語版で

Charlie and Lola Comic Relief Book
著者:Lauren Child / 出版社:Puffin Books


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イギリスの絵本作家ローレン・チャイルドの作品は、『クラリス・ビーン』や『ぜったいたべないからね』などで日本でもおなじみ。私も、センス抜群の絵とおちゃめなキャラクターたちが大好き。部屋にもチャーリーとローラのカレンダーを飾っている。今回おすすめするのは、仲良し兄妹の物語『チャーリーとローラ』シリーズの英語版の一冊です。

小さなローラは、チョコレートが大好物。チョコレートのことなら何でも知ってると思っている。でも、本当は、チョコレートの原料がカカオ豆ってことを知らない。それで、お兄ちゃんのチャーリーが、チョコレートができる過程をローラに教えるというお話。けっこう勉強になります。カカオ豆やチョコがコラージュされたポップな絵は、ながめているだけで楽しい! 可愛いシール付きですが、もったいなくてまだ使っていません。

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BackNumber
2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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