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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
カフェボンボンの本選び

このカフェボンボンの連載をやらせていただくようになってから、おかげさまでもうすぐ5年になります。「毎月、たくさん読むのは大変でしょ」とよく言われるのですが、実際のところ全然そんな感じではないんです。

本選びをするのはとても楽しい作業です。月替わりメニューの2冊については、どんなテーマと本を選ぶか、ふだんからいつも考えています。テーマを思いつくと、ノートに書きとめておくのですが、先に書きたい本があって、 あとからテーマを考えることもあります。どちらが先かは半々くらい。「カフェボンボンで書きたいな!」と思う本はまとめておいて、そのなかから選ぶことも多いですね。

毎月の本選びで大切にしているのは、全体で違和感がないかどうか。まっこリ〜ナ的オリジナルメニューの本も、3冊を並べたときにしっくりくるように気をつけています。これはだいたい直感です。

小説や絵本、実用書などジャンルはいろいろでも、本が楽しげに並んでいる本棚がありますよね。子どものころの愛読書も古典も新刊も分け隔てなくあって、詩集やミステリーも混じっている。無造作に見えて、愛情のこもった本棚。カフェボンボンも、そんな本棚のようであればと願っています。

さて、今月の月替わりメニューは、いちごのかき氷。夏限定の冷たく甘いかき氷は、懐かしい夏休みの味がします。夏休み気分にぴったりの図鑑を選びました。毎日が夏休みだったあの頃を思い出してくださいね。


まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」


価格:¥1,764
オールカラーで紹介する、花火の世界のすべて

花火の図鑑
著者:泉谷 玄作 / 出版社:ポプラ社


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夜空に高く上がって花ひらく打ち上げ花火、その一瞬の美しさを目に焼きつけようとするけれど、大輪の花は夢のようにはかなく消えてしまう。だから何回でも見たくなる。最近の花火はどんどん華やかになっているし「ああ、きれい、きれい!」と感嘆してるだけじゃ物足りない。好きなもののことはもっと知りたい。

こんな願いに応えてくれるのが『花火の図鑑』。花火の世界を大図解、種類や名前、歴史はもちろん、花火の作りかたや打ち上げの現場、花火写真の撮りかたまで、美しいカラー写真とともに詳しく解説している。

打ち上げ花火には、変化菊、千輪、牡丹、柳などいくつもの種類があり、それぞれ玉名とよばれる名前がついている。群蝶、万葉花、紅満星。「昼花火」と「夜花火」という言い方など、花火にまつわる用 語は本当に風情がある。

この本を読む理想的なシチュエーションは、こんな感じです。夏祭りの日、彼が迎えにくるのを待ちながら、縁側でページをめくる。もちろん浴衣姿です。夏の夕暮れどきにぴったりの本なのです。 きっと花火の見かたが変わります!


価格:¥2,520
ハワイの島は花咲き乱れる熱帯植物園

ハワイアンガーデン―楽園ハワイの植物図鑑
著者:近藤 純夫 / 出版社:平凡社


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本書の著者が魅せられたオヒア・レフア。甘い香りのするこの赤い花は、火の女神に捧げられているという。ハワイの島々には色鮮やかな花が咲き乱れ、レイやフラ、ハワイアン・キルトにも、さまざまな花が伝統的に使われている印象があるが、ハワイの植物の世界は実はすごく複雑。ハワイ固有の植物と外来種が共存し、種類は一万種以上。さらに、ポリネシア人が持ち込んだ伝統植物もある。けれど、固有植物は年々減って、いまや外来種がほとんどなのだそうだ。

本書は、そんなハワイの現状をふまえ、ブーゲンビレアなどの外来種とともに、国立公園や森林にいまも息づくハワイ固有の植物を数多く紹介した、画期的なハワイ植物図鑑となっている。

この図鑑の魅力のひとつは、花にまつわる歴史や神話、独特の用途がくわしく記されていること。たとえば、ハワイの代表的な花ハイビスカスに、カメハメハ一世の頃までさかのぼる歴史があったり、レイに使われるイリマの花には、フラの女神が変身したという神話があったり。エキゾチックなハワイ名を口に出して読んでみるのも楽しい。自然と伝統文化が濃密に溶け合ったハワイが感じられる、貴重な一冊をどうぞ。
・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥2,074
伝説の仏映画をポエティックな写真絵本で

The Red Balloon
著者:Albert Lamorisse / 出版社:Doubleday


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『赤い風船』というフランス映画をご存知ですか? 題名は聞いたことがあるという方も多いかと思います。いまから約50年前、1956年にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した、アルベール・ラモリス監督の詩情あふれる名作が『赤い風船』です。本書はその映画のシーンが絵本のように展開する写真絵本。文章は英語ですが読みやすいので、洋書としてもおすすめです。

ある日、真っ赤な風船を見つけた少年パスカルは、風船を持ったまま学校に向かいます。風船は人の手を離れたとたん遠くに飛んでいってしまうものなのに、この赤い風船はなぜかパスカルのそばにとどまって、彼のあとをどこへでもついていく。ひとりぼっちでさびしかったパスカルに仲良しの友達ができたのです。赤い風船が飛ぶパリの町並みからの雰囲気もすごくよくて、当時のノスタルジックな空気が伝わってきます。

この夏、映画『赤い風船』のデジタル・リマスター版が公開されるそうです。私も実際に映像を見るのは初めて。とても待ち遠しく思いながらこの本を眺めています。映画に興味のある方は、映画「赤い風船・白い馬」公式サイトをご覧になってみてください。


・甘いココアな本  「甘いココアな本」一覧へ >>


価格:
¥1,575
セネガルの少女のキュートな夢

おしゃれがしたいビントゥ
著者:シルヴィアン A.ディウフ, シェーン W.エヴァンス, さくま ゆみこ / 出版社:アートン


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アフリカの女性にとって、ヘアスタイルはおしゃれ魂の見せどころ。本のタイトルの「おしゃれがしたい」も、髪の毛のおしゃれのことなのです。主人公は、西アフリカの国・セネガルの村の女の子ビントゥ。彼女はまだ小さいながら、おしゃれが大好き。おねえさんたちのような編みこみのヘアスタイルにしたくてたまらないけれど、小さい子に編みこみはまだ早いといわれてしまいます。

ビントゥの憧れは、編みこみの先に金色のコインや貝殻をつけた髪型。キラキラ光るコインや貝殻が顔のまわりで揺れるようすは、女性の美しさを引き立てて素敵でしょうね。

美しい髪に憧れる女の子の気持ちに、アフリカ独特の文化が息づいているところが、この絵本の素晴らしいところ。明るく温かな色合いの絵から、セネガルの村の大らかなくらしとビントゥの夢が伝わってくる。

・フレッシュジュースな本  「フレッシュジュースな本」一覧へ >>


価格:
¥1,470
豪快にして繊細なカレーレシピが満載!

小林カレー
著者:ケンタロウ / 出版社:幻冬舎


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最近、日曜日のお昼の「男子ごはん」(テレビ東京)という番組を楽しみに見ている。料理家のケンタロウさんと国分太一さんとのコンビがいい感じ。高校生の男の子たちがお母さんに隠れてお料理にチャレンジしているみたいなの。そして、男子ごはんに欠かせないメニューといったら、やっぱりカレー。ケンタロウさんは食べ物のなかでカレーがいちばん好きなのだそうだ。

本書は、そんなケンタロウさんの思いがつまったカレーづくしの本。ステーキカレー、豆腐カレー、角煮カレー、火星カレーなど、50種類以上のユニークで豪快なカレーレシピが満載。屋外で撮った写真が多く、アウトドアが似合うレシピが多い。真夏の海や山で、汗をだらだらかきながら「小林カレー」を食べてみたい。

オリジナルメニュー一覧へ

BackNumber
2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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