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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
RAFA in Tokyo!

テニス・楽天ジャパンオープンに参戦するため、世界ランキング一位のラファエル・ナダル選手が初来日しました。待ちに待ったその勇姿、見てきました! 

ナダルの第一回戦と準々決勝の2日間、その素晴らしい試合を目の当たりにすることができました。「ラファー!!」の大歓声に迎えられたナダル。目の前で見るラファのファンタスティックなプレーは、ものすごいスピードと迫力で圧倒的でした。有明の空の下を鮮やかな色のウェアでコートを切り裂くように走りまわる姿が目に焼きついています。もうずっと見ていたかったです……。

さわやかな秋晴れのテニスコートのあちこちで、各国の選手たちの試合や練習を観戦しました。世界のトッププレーヤーたちを間近に見られるのだから興奮しちゃいました。みんなうっとりするほど素敵。試合中の必死の形相も、リラックスしているときの笑顔もチャーミングでした!

さて、今月の月替わりメニューは、クリームティー。クリームとジャムを添えたスコーンと紅茶のセットは、イギリスの定番メニューです。庭の木陰で楽しむティータイムには花の本をどうぞ。

まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」


価格:¥2,310
緑あふれる庭園の四季

オーガニックでここまでできる!「シーズンズ」の庭づくり12ケ月
著者:ポール・スミザー / 出版社:阪急コミュニケーションズ


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ガーデンデザイナーとして活躍する、ポール・スミザーさんの庭づくりの本。彼が手がける庭園をモデルにオーガニックな庭作りの数々をオールカラーで紹介する。「宝塚ガーデンフィールズ」内のナチュラル庭園「シーズンズ」には、ポールさんが選び抜いた約1500種の植物が植えられている。花と緑があふれ、鳥や虫が生き生きとくらす庭園の12ヶ月を追う。

クロッカスや水仙などの球根植物が春を告げ、庭園に花の季節がやってくる。つるバラやクレマチスが咲き乱れ、山野草が清楚な花をつける。梅雨時、濃さを増す緑にアナベルの白さが美しい。夏は涼やかな水辺の花、秋には風を感じる植物を。色づいた葉を背景にグラス類が揺れる紅葉の季節。そして冬枯れの庭、雪に覆われた庭の下ではもう、春の準備が進んでいる……。

この庭を設計するとき、ポールさんは、多年草を中心とした庭にしたいと思ったそうだ。毎年、命のサイクルを繰り返す多年草こそ、四季の変化を感じとれる植物だからだ。植物の手入れに化学肥料や化学農薬も使っていないという。日本の風土に合った自然な庭づくりを提案してきた彼のポリシーが伺える本だ。

「虫食いの葉が許せないのはおかしい。完璧でなくてもよい、その方がもっと楽しいと思うと、気持ちが楽になる」というポールさん。大らかな庭づくりに共感します。


価格:¥1,890
したたかな植物に魅せられて

植物になって人間をながめてみると
著者:緑ゆうこ / 出版社:紀伊國屋書店


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ガーデニングに家庭菜園と、せっせと植物を育てたり収穫したり。花を愛でるのも野菜ができるのも人が主体、植物を利用しているのは人間だと思いがち。だけどね、本当は逆なのでは、というのが本書のテーマ。著者は庭仕事の合間にふと気づいてしまう。働かされているのは人間で、利用してるのは植物の方かも。そう考えるとふに落ちることがいろいろあるんですね。

英国在住の植物好きの著者が、植物の立場に立って世界を考える。たとえば、サトウキビ栽培の歴史をみても、奴隷貿易や植民地活動をともなった植物と人間の深い関わりがみえてくる。土地の野生植物を焼き尽くしながら、サトウキビは大西洋の島々から西インド諸島へ、やがてはアメリカ大陸へと生息地を広げていった。植物の活動だけを考えれば、生存競争に勝ったということになるけれど、それを率先して助けたのは人間ですものね。

コットンやタバコやコーヒー、お茶やゴムも同じ。人間は生育地拡大を目指す植物に利用されているだけで、農業もガーデニングもじつは植物の思うつツボ。花の術中に自らはまりつつ、著者は今日も庭仕事に精を出す。はかなげな草花たちに「まいりました!」と言いたくなる。植物のしたたかさが小気味よいです。
・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥1,470
夢と現実の境界を描く童話集

ひぐれのラッパ
著者:安房直子/MICAO / 出版社:福音館書店


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「ひぐれのラッパ」は、おとうふ屋さんが鳴らすラッパのこと。もめん一丁くださいと言うと、おとうふ屋さんは大きな手でとうふをつるんとボールに入れてくれた。夕暮れ時にだんだんと近づいてくるラッパの音は、子ども心にも少しもの悲しい。もうすぐ楽しい夕食やテレビが待っているのだけれど……。安房直子さんのお話は郷愁をさそう。

何かの拍子に、見慣れた景色がちがって見える瞬間がありませんか? ここにもそんな風景が広がっています。小さなねずみや子ぎつねが、あなたを夢の世界の入り口へとそっと手招きます。

猫やうさぎたちが言葉を話すのがちっとも不思議じゃないような、それでいて足もとがふわふわするような7つの物語。現実と幻想の境界を行き来できる気がします。刺繍で描いたMICAOさんの挿画も素敵です。

・フレッシュジュースな本  「フレッシュジュースな本」一覧へ >>


価格:
¥1,890
生きる力がわいてくる詩

世界は一冊の本
著者:長田弘 / 出版社:みすず書房


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本を読もう。
もっと本を読もう。
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「世界は一冊の本」という詩の出だし。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって本なのだ。」と続く。世界という漠然とした輪かくの言葉が、本という形をとって輝き出し、心の地図が豊かに広がってゆく。

心に深く残る詩がいくつも収められている。連作「十二人のスペイン人」は、スペイン市民戦争の時代を生きたスペイン人に捧げた詩。信念を貫いて生きたカザルスやピカソ、ガルシア・ロルカを力強く美しい言葉で語る。新たに決定版として出版された本書で、その詩の魅力にぜひ触れてみてください。

そういえば、2008年4月にご紹介した絵本『アイスクリームの国』は、長田弘さんの翻訳です。よかったらこちらもご覧くださいね。

・甘いココアな本  「甘いココアな本」一覧へ >>


価格:
¥1,575
韓国のくらしを伝える絵本

マンヒのいえ
著者:クォンユンドク/みせけい / 出版社:セーラー出版


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少年マンヒの家とくらしを描いた韓国の絵本。マンヒ一家は、ソウル市南郊の祖父母の家に引っ越します。美しい伝統的な調度品が並ぶ座敷、ごちそうの匂いが漂う台所、食料のかめが置かれた納屋、かまどのある庭。風通しのいい広い家は、家族の居場所がたくさんあって、とても居心地がよさそう。3匹の犬も一緒。マンヒはおかあさんの手伝いをしたり、大勢の友だちと遊んだり、いつもにぎやかな家の雰囲気が伝わってきます。

ページのすみずみまで克明に描かれた家の細部がこの絵本のだいご味。丹精された菜園や花壇に、ていねいなくらしぶりがあらわれています。植えられた花の種類は日本と似てるみたい。屋上に干したお布団は、やっぱり韓国らしい鮮やかな柄。お隣の国の家庭のようすがよくわかる、とても楽しい絵本です。

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2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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