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くちコミカフェ Hon-Cafe読者の方からいただいたおすすめ本のくちコミです!
ページをめくりながら、笑ったり、涙したり、ほっこりしたり・・・。そんなおすすめ本たちが満載!
 ■くちコミBOOKの紹介
みゆきりん。 さんのおすすめBOOK

愛とは何かを考えさせられる本。

錦繍

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お互い愛し合ってもどうしようもならない時がある。その愛は交わることがなくても、きっと意味のあるモノ。失恋した時に読んで、往復書簡の形の美しい日本語とかつて愛し合い時を越えても形を変え愛し合っている二人に癒されました。別れても、その人の心に良い意味で住み続けることができるのでは?って。
レモン水な本
[小説・文学]
2003/08/05

→ この本へのナビゲーター【jungjung(じゅんじゅん)】のコメント
→ 自分もこの本にくちコミする 

 ■くちコミtalk
静かな大人の文通(エレナ)2003/11/11
宮本輝さんの本を初めて読みました。
なんでもない出来事を綴っている部分も、何か表現がわかりやすく美しく、す〜っと入っていける本でした。
はらはらどきどきはないけれど、別れた夫婦の手紙のやりとりだけでできた1冊がとても新鮮で、読んだあとには平穏な気持ちになれました。
秋に読みたい(和音)2005/06/23
かつて夫婦であり、ある事件によって離婚した男女が本当に偶然に蔵王という地で会い、今までの自分たちに起こった事を手紙のやりとりという形で述べあい成り立っている小説です でも、最初は、手紙のやりとりだけで物語が成り立つのかな〜?とその考えの方が強かったです。でも 手紙だからこそ相手に伝えられるという事があると思うし、2人は本当にありのままの自分を伝えあえたのだと思う。
この本を読んでモーツァルトを聞きたくなり、この本を持って秋の蔵王に行ってみたくなりました。1つ1つの言葉に重みがあって、ゆっくりゆっくり噛むように文字を追っていきました。業や善と悪、人の心というものを読んでいていい意味で難しく感じました。手紙に書かれた様々な言葉の意味をくみとるには、今の私ではまだ早いように思います。またいつか再読したいです。手紙のやりとりは終わっても、それからが2人の新たに仕切り直した人生の出発点なのではないでしょうか? そして、とても美しい日本語の小説でした。
 ■おすすめBOOKの投稿
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