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Hon-Cafeナビゲーター 湯ノ原ちひろ 】のおすすめBOOK


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人生が山手線になる日

チョーク!
著者:チャック・パラニューク(著)、池田 真紀子(訳) / 出版社:早川書房


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全編に散らばったバラバラのシーンや言葉が組みあわさって
最後に一枚の大きな青写真を映し出す。
パラニュークお得意の手法が地味に炸裂した作品。

物語は人生が環状線に乗り上がりつつある現代の父なし子、
ヴィクター・マンシーニの受難について。

数年前から自分の中で“リアル”という感覚を重視していたことに
思い当たった。いかに現実味があるか、非効率か。
一時は世の中でも、これに似た風潮が蔓延していた気がする。
一方で、ファンタジーも変わらぬ人気が続く。

けれど“リアル”とか“真の”とか“本物の”という概念は
私たちが頭に描く実態のないものだ。
子どものような疑問ではあるけれど、私やあなたはどこに基準を定め、
どの地点を経過したときに、真の満足や感動、体験を得るのだろう?

「感動が欲しいなら映画でも見に行くさ」

これは「退屈なら〜」とか「〜本でも読むさ」とか、形を変えながら
パラニューク作品に度々登場するフレーズで、たぶん反語的に用いられている。

デジャヴュ(既視感)の反対の感覚を
ジャメヴュ(未視感)というのだそうだ。
見慣れたものが一切ない、常にまったく新しい世界。
退屈のない世界。更新され続ける世界。
そんな世界で私たちは生きていけるだろうか。

山手線をグルグル回り続けているつもりの人生から抜け出して
地下鉄や私鉄に乗ってでかけてみよう。歩いてみよう。
たまにはタクシーにも自転車にも乗って、
気が向いたらローラーブレードを履いてみたり、
ベビーカーやトラックに乗ってみてもいい。
退屈している暇はないよ。


いくつかの作品を通してパラニュークが私たちに伝えているのは、
そんなことではないかと思う。

日々の習慣や怠慢にふける自分を振り返りつつパラニューク作品を思う時、
“再生”はふさわしい言葉ではないが、頭に浮かぶひとつめの言葉なのだ。
フレッシュジュースな本 アイリッシュな本
[小説・文学] [話題の本]
2004/03/11

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