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Hon-Cafeナビゲーター 湯ノ原ちひろ 】のおすすめBOOK


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「チェ」であることを選んだ人

チェ・ゲバラ伝
著者:三好 徹 (著) / 出版社:原書房


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元医学生のアルゼンチン人。キューバ革命指導者の一人。
キューバ革命成立後、新たに赴いた戦地・ボリビアのイゲラ村で戦死した人物。
エルネスト・ラファエル・チェ・ゲバラの生涯を追ったドキュメンタリー。

チェ・ゲバラってどんな人?と思っている方におすすめしたい本。
来日時の記録や交渉の内容など、意外な話も読むことができる。

ある日、職場のFMラジオからカストロ議長転倒のニュースが流れた。
今、共産圏で成功したようにみえる国はない。
それでもチェの顔は世界中にばらまかれ続ける。なぜだろう。

「僕にとって、チェとは人生で最も本質的な、
 最も愛すべき一面だ。
 どうして嫌いになれるだろう。
 人が生まれてすぐつけられた名前はたいしたことじゃない。
 個人的な、ささいなことだ。
 それと対照的に、チェと呼ばれるのは、ほんとうに好きだな。」

インタビュー内で、チェは自身についてこのような言葉を残した。
cheはイタリア語から来た、アルゼンチンの方言で、くだけた会話表現だ。
「ねぇ」とか「きみ」という呼びかけの意味があるらしい。

過剰な装飾を好まず、贈りものは人に譲る。
私用のために公用車を使った妻を戒める。
民間人と共にサトウキビの収穫に勤しむ。
親善大使として来日した際も無駄な経費は使わなかった。
予断を許さない、切迫した状態にさらされているキューバの経済を、
何よりもそこに暮らす市民の存在を、チェはいつも身近に感じていたようだ。

「愛のない本物の革命なんて考えられない
 もしわれわれが空想家のようだといわれるならば、
 救いがたい理想主義者だといわれるならば、
 できもしないことを考えているといわれるならば、
 何千回でも答えよう
 そのとおりだ、と。」

甘いかもしれない、と思いながら「新しい人間 (価値観)」を求め、
要塞を学校に変えるために武器をとった人。
“祖国か死か”“武力以外の方法はない”
その考えは日本に住む私には理解したくとも到底できない考えだ。
残念ながらとは言わない。ただ、そういう人たちがいる。

世に革命家は多いが、革命家でありつづけた人間はそういないのではないだろうか。いつ不穏因子の暴動が勃発するかもわからない状況で、金を中心に回る世の中で、多くの敵と誘惑を退け、国家を再建する道のりには想像を絶する厳しさがある。

チェが持ち続けた不屈の精神と侵凌不可能な信念は私を魅了する。
長らく、誰もがそんな人物像を求めている気がする。
号令やスローガンだけが増えていく。キャッチーな言葉で。

「世界の他の国が、私のささやかな努力を求めている」
それだけの理由で、チェはチェでありつづけた。
謙虚な姿勢を崩さずにいたという。真実は少し違うのかもしれない。

この本のチェと対峙する時、それは己の姿を鏡に映すことと
同等の意味を持つのかもしれない。
その姿をまっすぐに見返すことができるだろうか。
アイリッシュな本
[ノンフィクション] [ライフスタイル・エッセイ]
2006/12/25

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