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Hon-Cafeナビゲーター jungjung(じゅんじゅん) 】のおすすめBOOK


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運命を信じる、信じない・・・自分の運命を考える一冊

私という運命について
著者:白石一文 / 出版社:角川書店


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最初は素敵な装丁で手に取ったのですが、かなりヘビーな小説でした。

30歳の女性が40歳になるまでの10年間を綴った小説なのですが、テーマはタイトルの通り「運命」

阪神大震災のときは余りにもつらいことが多くて、「運命」という言葉の助けをもらわないと耐えられないこともいっぱいありました。

でも、「運命」というのは危険な響きがあって、つまるところ全てのことを「運命」でつじつまを合わせようとすると、何の努力も必要がなくなっちゃうんだもん。

なので、私は「運命」というのは死ぬ間際に人生を振返るときに出てくる言葉だと思うようにしてるんですが。

でも、この小説の最後に起こる事件までたどりつくと、全ての事象はこの事件で完結するまでの運命だったんじゃないか・・・やっぱり運命ってあるんじゃないかと、いろいろ考えさせられるわけです。一つ救いなのはこの主人公の女性がたとえ運命であっても、彼女の人生を肯定していることかも。

かなり号泣もののラストで、あまりに泣いたのでそのまま疲れて寝てしまいました。。。

宮本輝の「錦繍」に似た感じの小説で、「錦繍」がお好きな方はぜひ。
日本茶な本
[小説・文学]
2005/08/22

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