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Hon-Cafeスペシャルゲスト Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
 ■2004年1月のスペシャルゲスト!
ゲストイメージ
青木礼子さん (イラストレーター)

今月のスペシャルゲストは、NYを拠点に、フリーランスのイラストレーターとして活躍される青木礼子さん。雑誌・広告などでの格好いいイラスト、ご覧になったことがある方も多いハズ!

2002年には、ニューヨークのファッションスポットや散歩コースなど、在住者ならではの素顔のニューヨークの魅力をイラスト&エッセイでまとめた「レイコさんのニューヨークスケッチ」を出版、旅好きの女性たちのあいだで「こんなガイドブックが欲しかった!」と人気を集めていらっしゃいます。

★青木礼子さんのホームページ


青木さんにとって、本とはなんですか?

本は私にとって、“心のご馳走”です。自分のためだけに使える時間や眠る前のひととき、本の表紙を開く時が何よりの幸せ。感動した本でも、割りとすぐに内容を忘れてしまいがちなのですが、心の中で、しっかりと、血となり肉となってくれている気がするのです。

「Hon-Cafe」読者の方に向けて一言をどうぞ

人との出会いと同じで、一生のうちに巡り合える本の数にも限りがある…そう考えると一冊でも多くの本と“良い出会い”をしたいですね!
 4週目‥‥大切なことを教えてくれた1冊は?
“世界が戦争にNOと言った日”。

2/15: The Day the World said NO to War
著者:Arun Gandhi, Keiron O’Connor, Barbara Sauerman, Connie Koch / 出版社:Consortium Book Sales & Dist

 あるパーティーで知人のイタリア人フォトグラファーに彼女の作品が収められているこの写真集を見せられて強い感銘を受けました。写真集のタイトルは2/15…サブタイトルはーThe day the world said NO to war(世界が戦争にNOと言った日)ーー2月15日を中心にして世界中で行われた戦争デモやパフォーマンスの写真や言葉を集めた写真集です。

 2003年2月15日、ニューヨークの街で50万人もの人々が反戦を訴えて行進をした日、世界中の都市で、大規模な反戦デモが行われました。ニューヨークでのデモの写真をまとめることから始まったこの企画は、世界中のフォトグラファーに協力を呼びかけることにより本格的なプロジェクトに発展しました。そうしてこのような、パワフルで芸術性の高い写真集にまとめることを可能としたのだそうです。

 9.11の後、日本に引き上げることを考えなかったかーーという質問をよく受けます。でも、私は、イラクとの戦争が始まった時に、初めてそのようなことを真剣に考えました。この写真集を見ると何故、私がアメリカを離れたいと感じたかを一枚一枚の写真が物語っているような気もしてきます。

 2月15日、反戦デモに参加し、大勢の人々と共に平和を訴えた時、皆が心をひとつにして行動を起こせば大きな力になることを感じました。その大きな力をもってすれば何事でも変えることすら可能な気がしたのです。
 
 結果として戦争は始まってしまいました。 でも、私はあの日、見たことや感じた様々なことを決して忘れることはないと思います。この写真集のページをめくるたび、時に行動をおこすということの必要性、そして、「NO」と叫ぶことの大切さを噛みしめています。

2004/01/27
 3週目‥‥青木さんにとって、何度も読み返してみたい、大切な1冊は?
原語でも味わいたい、サリンジャーの名作

フラニーとゾーイー
著者:サリンジャー 訳:野崎孝 / 出版社:新潮文庫

大好きな本です。今から50年近く前にJ.D.サリンジャーによって書かれた作品ですが、年代の隔たりを全く感じられません。同著「ライ麦畑で捕まえて」にしてもそうですが、年月を経て幾度読み返しても、読み手の成長に応じて、違った発見や新たな感動が得られる名作だと思います。

 今から15年程前、初めてこの本を読んだとき、まずは、原文を読むことに挑戦してみたものの、あまりに難解だったため日本語訳と両方を同時進行で読み進めたのを覚えています。そうしてでも原文の持つ「息づかい」みたいなものを感じたかったのですね。(今回は急ぎ読んだので翻訳版のみでしたが。)まず、原文を読んで、その部分の翻訳で意味を確かめ再び、原文を反芻するーーかなり回りくどい読み方ですが、やはり原文で読むことにより味わいが増すものです。以来、本当に気にいった本は、できるだけ原書も読むことにしています。英語の原書に限られますが・・・。

 この本は前・後編で構成されています。(もともとは、独立した個々の短編小説だったそうです。)
前編はフラニーが、アイヴィー・リーグの「すかした」恋人、レーンと週末を過ごすために会いに出掛ける話で郊外のレストランバーで二人が繰り広げる恐ろしく噛み合わない会話が中心。後編は、その後、NYの実家に帰り何も食べずふさぎ込むフラニーを心配する母親と兄ゾーイの会話・・そして、殻に閉じこもってゆく妹をなんとか諭そうそするゾーイとそれに反発するフラニーの会話で大部分が成り立っています。まさにダイアローグのオン・パレードといったこの物語ですが、登場人物の外見、容貌やちょっとした癖などのディテールの巧みな描写などから、まるで映像を見ているかのように情景が浮かん来るため、少々観念的な対話の連続も飽きることなく読む進めることができます。家族愛、宗教、そして社会に蔓延するエゴイズムなど現代にも通じる普遍的なテーマは、フラニーとゾーイが属するグラース・ファミリーの背景ーー兄弟全員が幼少時、クイズ番組に出演し一世を風靡した天才揃いーーをはらんで、リアリティーを増して語り、説かれてゆくのです。

 特にゾーイが、年長の兄達の部屋からフラニーに電話をかけるラストのシーンは印象的です。かなり「理屈っぽい」といえなくもない一連の物語はこのラスト数ページのために書かれたものといっても良いのでは? 久しぶりに読み返した私もラストでは思いがけず、涙してしまいました。それは、とても心地よい涙でした。
 15年後に、もう一度この本を読み返してみたいな。その時にこのラストを読んで、どんな風に感じるか今から楽しみです。
2004/01/20
 2週目‥‥NYで活躍する、日本人アーティストたちの素顔がわかる1冊は?
60年代、NYの邦人作家たちの真の姿

彫刻の投影
著者:下田 修・下田 幸 / 出版社:論創社

60’sのニューヨーク。一人の若き日本人アーティストが渡米し、彫刻家として成功を収めるまでの半生を描いた「彫刻の投影」。モニュメンタリスト—巨大な彫刻作家—の下田治氏が他界した後、夫人の下田幸さんが一冊の本としてまとめ上げたものです。

 実は、私、下田氏とは一度だけ面識があるのです。まだご健在だった1998年頃、当時夫妻が住んでいたウェストチェスターの広大なお宅でのホームパーティーでお会いする機会があったのでした。その時の彼の印象は、優しい目をした穏やかな老紳士。背も高く日本人離れした体形で品のある端正な顔にたたえた幸福そうな笑みが心に残ったものでした。だからこの本の中の猛々しく、喧嘩っ早い、ハングリー精神を剥きだしにしたアーティストとあの優しそうな老紳士が、なかなか結びつかず最初は戸惑いを覚えました。でも、あの周りのもの全てを包み込んでしまうような明るさ・・暖かさは、彼が歩んで来た壮絶な人生のバックグラウンドがあったからこそ備わるものなのかもしれません。

 この本では、世界のアートの中心—現代アートの源泉の地であったニューヨークで、成功することを志す当時の邦人作家達の、あまり表だって取り沙汰されることのない裏舞台での出来事が赤裸々に描かれています。貧困な生活やアーティストとしてなかなか芽が出ない苛立ちや苦悶、西洋へのコンプレックス、才能への嫉妬・・そんなドロドロとした感情は当時の作家達の真実の姿を語る上で省略できないエッセンスに違いありません。イサム・ノグチ、オノ・ヨーコ、耳をモチーフとした彫刻で有名な三木富雄等々、著名なアーティストとの交流も描かれていて様々なエピソードに現在知りえない彼等の意外な一面を垣間見ることも。

 ヴェトナム戦争、ヒッピームーブメントを経て、時代が、ニューヨークが、アートシーンが変貌して行く中で翻弄される邦人アーティスト達の姿。時代の波に巧く乗り成功を収める者あり、帰国してから自国で美術の大家として名を馳せる者あり、時代に飲み込まれ薬に溺れて転落する者あり—下田氏本人だけでなく、当時彼と関わった、様々なアーティスト達の姿が投影されているこの本を読むと60年、70年代がいかに“特別な時代”だったかということを思い知ることができるのです。本の中で触れられていない晩年の下田氏の、満たされた笑顔を見ることができた私は幸運でした。
2004/01/13
 1週目‥‥最近みつけた、とびきりの1冊は?
恋も仕事も、お料理も…“美味しい”本、みつけました。

ガールクック
著者:ハンナ・マカウチ / 出版社:ランダムハウス講談社

イラストの仕事で読んだのがきっかけですが、すごくおもしろくて入り込んでしまったのが「ガールクック」…シェフになりたい女の子のお話です。

 主人公レイラは28歳のニューヨーカー。フランスの名門料理学校を卒業し、夢と希望を胸にニューヨークでシェフへのキャリアをスタートしたのですがーー。
 厨房に一歩足を踏み入れるとそこは、男性上位の完全なる縦社会。憎ったらしいボスの陰湿な苛めや、同僚のセクハラ(っていうかワイセツ行為!?)にも耐えて、与えられる仕事といえば、下積み作業ばかりで料理の実力を見せるチャンスすら与えられず意気消沈の日々。仕事について抱える女性の悩みは万国共通なのかもしれません。

 28歳といえば、アメリカの女性にとっても微妙なお年ごろ。仕事では勇ましい彼女もこと恋愛に関しては乙女一直線。コメディータッチな展開に笑いながらも、「わかる、わかる!」とうなづくことしきり。
 キャリアも恋もまさに踏んだり蹴ったりだけれど、どんなに凹んでも失敗しても、持ち前のユーモアセンスと前向きな心を忘れず、ひとつ、又ひとつと苦境を乗り込えていくレイラに、いつの間にやら「頑張れ、負けるな〜!」とエールを送り、夢中で読み進めていました。そして、読後は、しみじみ「うん、頑張ろう…私!」自分自身を励ましてあげたくなってしまうのです。

 実はこの本、ストーリーとは別の、お楽しみもあるのです。シェフ志望の女の子の物語だけにマンハッタンに実在するレストランが、いくつも出てきて、これが又、大御所どころから穴場的な店までヴァラエティーに富んでいて良いのです。作者自身、シェフを目指していた(この本は、作者の実体験に基づき書かれたのだとか)というだけあり料理のディテールなどは微に入り細にわたって描写されていてまさに生唾もの!

私はこの作品に登場するショップ&レストランのイラストマップを描かせていただいたということもあり、色々食べに出掛けてみましたが、どれも、本当に美味しい料理を出すお店ばかりでした。ニューヨークのレストラン・グルメの指南書としても使えるこの本は、とても “美味しい”一冊です。
2004/01/06
 
誰も知らないニューヨークまるかじり。

レイコさんのニューヨークスケッチ
著者:青木礼子 / 出版社:出版社名:アップオン 販売元:主婦の友社

 ニューヨークで生活をして感じた、おもしろいこと、楽しいことを集めたイラストブックです。

 例えば、おしゃれなゲイピープルの集うチェルシー・エリアのショップやカフェを紹介したり、ミッドタウンで働く女性達をキャリア別ファッションで描いたり、ニューヨークのタイプ別カップル事情を公開したり…。

 「自分が、面白いと思ったことはきっと、みんなにとっても面白いはず!」…そんな、ちょっと強引なコンセプトで出来上がったのがこの本です。

 2003年夏には、テレビ朝日の紀行番組にて、女優の高樹沙耶さんを本の中で紹介したスポットへご案内するナヴィゲーター役として出演させていただきました。

 又、今年1月4日に、旅行会社ジャルパックから、私が企画から関わりオプション・ツアーなどを提案した「レイコさんのニューヨーク」がスタートします。

スペシャルゲスト バックナンバー
ムギさん(ムギ畑主宰)
〜 2006年02月 〜
中島梨英さん(WEBサイトディレクター)
〜 2005年10月 〜
宰務智子さん(フレンチコロニアルレストラン「Aila」オーナー、レーヴ・ド・ヴィ スタジオ代表)
〜 2005年09月 〜
角田光代さん(作家)
〜 2005年07月 〜
中本千晶さん(出版プロデューサー)
〜 2005年06月 〜
星山玲さん(makalu.inc代表取締役)
〜 2005年05月 〜
高野美穂さん(カラーアナリスト・フリーエディター・フリーアナウンサー)
〜 2005年04月 〜
須子はるかさん(ジャストレード株式会社代表取締役)
〜 2005年02月 〜
河野やえさん(建築プランナー)
〜 2005年01月 〜
佐藤まり江さん(キャスター・ライター)
〜 2004年12月 〜
林るいさん(イラストレーター)
〜 2004年11月 〜
村山らむねさん(「らむね的通販生活」運営・通販評論家)
〜 2004年10月 〜
川口澄子さん(画工)
〜 2004年09月 〜
土屋クミさん(All About Japan 『ForF』プロデューサー)
〜 2004年08月 〜
二松まゆみさん(「夫婦仲相談所」所長)
〜 2004年07月 〜
行武知子さん(日経ホーム出版社 「BRAVA!」(ブラーヴァ)副編集長)
〜 2004年06月 〜
小林のりこさん(エンタテイメント通訳)
〜 2004年05月 〜
込山民子さん(Win-and-Win.net代表)
〜 2004年02月 〜
青木礼子さん(イラストレーター)
〜 2004年01月 〜
花房美香さん(「おとりよせ.net」お取り寄せコーディネイター)
〜 2003年11月 〜
島田 律子さん(タレント・エッセイスト)
〜 2003年10月 〜
本橋真紀子さん(「おかずのうつわ屋・本橋」女将)
〜 2003年09月 〜
橋本真由美さん(株式会社ハーシー 代表取締役)
〜 2003年08月 〜
坂之上洋子さん(デザイナー、「ブルービーグル(BlueBEAGLE)」代表取締役社長)
〜 2003年07月 〜
林淳子さん(聘珍樓オーナー夫人)
〜 2003年06月 〜
KIMIKOさん(ウォーキング&ポスチャスタイリスト)
〜 2003年05月 〜
酒井 冬雪さん(エッセイスト)
〜 2003年04月 〜
横山 雅子さん(マックス・ヴァルト研究所 代表取締役)
〜 2003年03月 〜
清水 美穂子さん(All About Japanパンガイド、「FAVORITE WORKS」主宰)
〜 2003年02月 〜
大塚葉さん(『やりたい仕事で豊かに暮らす法』著者)
〜 2003年01月 〜
サマンサさん、こと川口葉子さん(「東京カフェマニア」主宰)
〜 2002年12月 〜



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