Hon-Cafe
サーチ:
お気に入りの1冊と出会ってみませんか?
毎週発行!HTMLメールマガジン「Hon-Cafe」に申し込む!
メールアドレス
Hon-Cafeトップ
特集ページ
おすすめBOOKナビ
ナビゲーターナビ
カテゴリーナビ
オリジナルメニューナビ
スペシャルゲスト
くちコミCafe
くちコミCafe投稿
新刊プレゼント
Hon-Cafe日記
編集者日記
Cafe-BonBon
Hon-Cafe検索

Amazon.co.jp検索

サーチ:
Hon-Cafeとは?
Cafeのスタッフ
出版社・著者の方へ
お問い合せ
メディア掲載履歴
プレスリリース
 mailto:info@hon-cafe.net
 Copyright (C) 2002-2005 Hon-Cafe.
 All rights reserved.

Hon-Cafeスペシャルゲスト Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
 ■2004年6月のスペシャルゲスト!
ゲストイメージ
行武知子さん (日経ホーム出版社 「BRAVA!」(ブラーヴァ)副編集長)

今月のスペシャルゲストは、雑誌「BRAVA!」副編集長、行武知子さん。これまでにも、向上心に満ちた女性の必携誌「日経WOMAN」立ち上げ、旬の情報満載の情報誌「日経TRENDY」などに携わり、魅力的な雑誌を送り出していらっしゃいます。

「BRAVA!」は、大人の女性たちが自分たちの暮らしをもっと豊かにしていくための新雑誌!「女性がもっとハッピーに、肩肘張らずに生きられるようになったらいいなあ…」という思いで取り組んでいらっしゃるとのこと♪そんな行武さんのまなざしを、おすすめ本を通して伺います!


「BRAVA!」


行武さんにとって、本とはなんですか?

人生の先輩です。「大事なことは全部本に教わった」といってもいいくらい。いろんな人に相談しても、結局自分の生き方は自分で決めるしかない。そんなとき、本をガーっとよんでしまいます。なかなかうまくいかない恋愛を絶つときも、子育てに悩むときも、本を読んですっきりして、次の道に一歩を踏み出す。そんな感じかな。本を読む間、ちょっと自分のあり方を他人の目になって見て、自分のことを冷静に見られる気もします。「涙が気持ちのもやもやを流すカタルシス」になるように、「本が自分の悩みのもやもやからすっと一本の道を指し示す神の手」に感じています。

 4週目‥‥日々を考え直すきっかけになる本は?
筆まめで肩こり? でも、いいなあ

樋口一葉の手紙教室
著者:森まゆみ / 出版社:ちくま文庫

樋口一葉が、もうすぐ5000円札になるとか。かなり貧乏だったのに、いいのかなあ・・・と疑問はさておき。最近、丁寧に暮らしたい人向けの雑誌を作っている。その中で感じるのは、「ああ、乱暴にこれまで生きてきてしまったなあ」という思い。強引に休みを取って海外旅行とか、2泊3日でリゾートホテルに泊まるとか。それはそれで楽しかったけれど、子どもに学校を休ませたり、その土地とはかけ離れたお金ばかり高いホテルに泊まったり。ちょっと品がなかったかも、と思う。そこで読んだこの樋口一葉の手紙の書き方教室。雷が鳴れば、大丈夫か?と手紙を送り、友のおごりを諫め・・・となかなか人生の起伏にとんだ文例集だ。そんなことならe−mailでも十分なのだろうけど、「胡蝶の夢のまだ覚めぬ間に、花は青葉になり申し候」なんて美しい書き出しには、かなわない。樋口一葉はかなり貧乏で、苦労もしたようだけど、きっと、いろんな手紙を書く間、あれこれ相手のことを考えたり。自分の身の回りを見回したり、思案したり。きっとうきうき、はつらつする時間を持っていたのだろうなあと思う。

人間関係を密にしているようで、最近、上滑りしているような気もする生活を、もう少し、生き生きさせたいなあとこの本を読んでつくづく反省。この本、実用書なのだが、実は死の直前に書き上げられた、最後の本だそう。明治時代に、家族を抱え、結婚しない男を恋慕し、なかなか自分の思い通りにいかない人生を生ききった一葉の心持ちが、文例を通して垣間見れる。
2004/06/29
 3週目‥‥行武さんを骨董屋さんへと誘う一冊って?
骨董も自分の「選択眼」(ものさし)で選んでよかったんだ

ひとりよがりのものさし
著者:坂田和實 / 出版社:新潮社

 初めてニューヨークに行った7.8年ほど前、その「自分の住まいに対する愛情パワー」に圧倒されたことがある。何しろ、扉のとってひとつひとつ、壁面一面自分のカラーで埋め尽くすことにかけているようなのだ。一番びっくりしたのは、部屋中に鳥かごを飾り、ワインセラーの壁面は、ブドウ畑のだましえになっていた。「こんな風に、暮らすことを楽しめばいいんだ」と思ったけれど、なぜか日本に戻るとそこまで自分のカラーを前面にだしなくて、うじうじしていまう。「自分の好きなものを選べばいいんだ、誰に見せるわけじゃなし」。そうは思うのだけど、大きな買い物につながると思うと、なんだが二の足を踏む。そして、勇気がなくてなかなか手が出せない領域がある。たとえば、骨董の食器とか、絵とか、中古家具などのインテリアものなども。いやいや「骨董」ならば全部、「大枚はたいて、あとで大損だったら・・・」などとつい魔の声が聞こえて手をひっこめてしまう。「もしかしたら美術品、間違ったらゴミ」とこの本の著者、坂田さんもおっしゃるが、それとかかわる楽しさが全ページにあふれている1冊だ。

 芸術新潮の人気連載だったそうなのだが、私は単行本になって初めて知り、ふらふらと骨董屋さんに行きたくさせられた。あざとさを極力避けているらしい著者の本だけあって、装丁も地味な「キタナ色」の布張りだが、なんだかっと本をなでていたくなる。坂田さんがえらんでいらっしゃるのは、元は、立派な献上品だったような高級なものではなく、職人さんが神様のために無心に作ったようなものだったり、だれかを喜ばそうなどという邪心なく作った道具だったり。中には地図だったり、フンドシだったりも。1ページ1ページ、「なんだ、これは?」と選択眼のない私は一瞬思うのだけどちょっと眺めていると「参りました」という気分になってくる。この本を読めば、日本が脈々とはぐくんできた美しさって、縄文の時代から続いていて、「よかったな〜」という気分にもなるし、海外のものだって、「へえ、こんなに堅苦しくないものもあるんだ」と英語コンプレックスを跳ね飛ばして手に取りたくなってしまうものもある。

 坂田さんは、「1人1人、自分の責任で何が好きなのか、つまりはどんな道を歩きたいのかを声高く言い続けなければならない」と厳しいところもある反面、「骨董も、擬人法を使って人にあてはめて、自分が好きなタイプを選べばよい」ともおっしゃる。

 坂田さんの言葉にうっかり、「楽しそうだなあ」と骨董の道に足を踏み込んでしまいたくなるが、オット、そのように自由な心を持ち続けるのが、一番むずかしいような気がする。骨董って、手を出したいけど、なんだか怖い。この本に、うっかり誘われて足を踏み入れるか、いやいや正常心を取り戻して触らぬ神にたたりなしでいくのか。どっちに転ぶか、もまた、「自分の歩き道を声高に言い続けること」のひとつなんだろうなあと思っている。



2004/06/22
 2週目‥‥行武さんが「いい朝ごはん」に憧れるキッカケになった一冊って?
ダイナミックな人生はダイナミックな朝ごはんから

朝食365日―快適な1日は、朝にあり
著者:西川治 / 出版社:マガジンハウス

 私が「朝ごはん」にめざめたのは、93年に写真家兼文筆家の西川治さんの「朝食365日」だった。92年に12年間の一人暮らしを終了後、(その間、自炊したのはほんのわずか。たぶん、ご飯を炊いたのなんて、30回くらいだったかも)、93年は、いきなり夫に子供にと、けっこう早いスピードで家族を持ってしまい、「日々の炊事」そのものに、思いっきり戸惑っていた。「自炊したいときにする」のではなく、「日々やらなければ」というのは、相当にプレッシャーだった。

 ところが、西川治氏の朝ごはんたるや、怒涛のように力強いのだ。何しろ、朝からカツどんを食べていらっしゃる日もあれば、「ウニ、かんぱちの焼き魚、かいわれと茗荷のサラダに、豆腐とシメジとねぎの葛あんかけ」という和食本格派の日もある。とにかく生唾もののメニューなのだが、西川さんの行動力、力強いパワーの源泉はここにある!と確信した。「美味礼賛」の中で、サヴァランは「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間か当ててみせよう」と言ったそうだが、西川さんの朝食にして、あのダイナミックな人生があるのだと思った。そしてまた、そのメニューを書き続けるパワーも、見習いたいと思ったのだった。

 残念ながら、朝ごはんを毎日西川さんメニューにするほどには、技も余裕もないのだが、「いい朝ごはん」を目指そうとは願っている。この本に出合って以降、「朝ごはん本」も大好きになった。向笠千恵子さんの「日本の朝ごはん」を読んで、その多様性におどろき、堀井和子さんの「朝ごはんの空気を見つけにいく」の世界にもあこがれ、森枝卓士さんの「日本一の朝ごはん」に出てくる能登の民宿「さんなみ」の手作りをなぞってみたりしている。ま、せいぜい、魚のアラの味噌汁と野菜の一夜漬けくらい。それも、目標の「朝ごはん」でなく、「夕食の一品」にしてしまうあたり、まだまだ「いい朝ごはん」には遠すぎる道のり。でも、いつか必ず「いい朝ごはん」を満喫するダイナミックな日々を手にするつもり!
2004/06/15
 1週目‥‥日々の街歩きが、ぐっと楽しくなる一冊って?
自分の暮らしている東京と江戸、時空をこえてちょいちょい散歩してみませんか?

「江戸アルキ帖」
著者:杉浦日向子 / 出版社:新潮文庫

 杉浦日向子さんの決め台詞満載のエッセイには、いつも驚かされる。中でも『もっとそば屋で憩うきっと満足123店』の冒頭には、心底おどろいた。(その部分は読んでくださいね)。さらに「頑張らない、背伸びをしない、等身大の自分に還れたのは、いつ、どこでですか。そんな居場所を、日常の中にもっていますか」と問われ、まさに今自分がほしい場所がそういう場所なのだ!と膝を打ったのだ。

 今、私は、自分の日常の居場所を求めて、遠くの旅より、日常の旅を、憩う場所を探し始めている。そこで、出合ったのが「江戸アルキ帖」。なんと杉浦さんが、東京と江戸を自由自在に行き来し、距離を移動するというより、時空を超えてちょいちょい散歩してしまうのだ。その闊達さが、なんとも身が軽くなる感じ。

昔、歳をとることは、だんだんあらゆることに身動き取れなくなってしまうことだと思い込んでいたが、その浅はかさを指摘されたような気がする。今、自分も歳を重ねてみて、四十路に突入しているのだけど、「あ、ちょっと体は重くなったけど、気分は軽くなれるのだなあ」としみじみ。その軽さを奨励してもらったようで気分がよくなる。

 時には海外や大掛かりな旅行も悪くないけれど、日常の「散歩」が楽しい。「江戸アルキ帖」の街の名前を手がかりに、ふらりと歩いてみる。もちろん、それだけでいろんな発見はあるのだが、このガイドを持っていると「あ、江戸の人はこんな風にくらしていたのかな?」「ここからのぞいた女の人はどんな様子だったのかな?」とひとり歩きが俄然楽しくなってきた。ひとり、うふふ笑いをこらえながらの散歩になる。

 杉浦さんによれば、江戸の女は感情が豊かで、「ウブではないが、清純ではない。けれどすれっからしでもなく不良でもない」のだそうだ。そして、磨かれて、下駄から離れたかかとがきゅっと、きれいらしい。十分に大人なんだから、ちょいちょい憩い、うまくやれる。そんな江戸の女性たちを見習って歳を重ねたい。街歩きをしながら、そんな気分の今日この頃です。
2004/06/01
 
できれば、ていねいに暮らしたい!

BRAVA!
出版社:日経ホーム出版社

 この2年ほど普通の暮らしの中で着物を取り入れて着こなしている女性に出会った。「最近、手抜きをしているような暮らしっていやだなと思って、会社をやめて、フリーランスで仕事をし始め、暮らしに重点を置くようになったのよ。着物を着ることも、洋服よりしゃんとしていいなと思って」と彼女。仕事をやめる必要はないのでは?と思いつつも、いつも、「仕事」を暮らしの手抜きの言い訳に使ってきた私は、ドッキリ。また、別の女性は「案外、手抜きをしない方が、生活がきちんと回って、効率的なのよね」。

 「家事はいかに簡単に、手軽に、スピーディに」なんてことを目指しているうちに、もしかすると手段と目的が逆になってしまって、どんな風に暮らしたかったのかとか、どんな生き方をしたかったのかをおいてきてしまったような気がすることがある。

 そうなのだ、できるところから、ちょっとだけていねいに。そして、暮らしの大事なことをできればちゃんと受け継いで、伝えたい。「暮らし」を馥郁とした香りをもつような豊かなものにしたい。BRAVAはそんな思いを、ちょっと大人の女性たちと共有したいという思いをこめて作った雑誌です。日々の暮らしの中にある、「豊かの種」を探して、これからどんどん発掘していく予定。

 1号目は「食」の基本であるやさいのこと、2号目は「暮らし」の知恵がふえる海旅のことをテーマにしています。

スペシャルゲスト バックナンバー
ムギさん(ムギ畑主宰)
〜 2006年02月 〜
中島梨英さん(WEBサイトディレクター)
〜 2005年10月 〜
宰務智子さん(フレンチコロニアルレストラン「Aila」オーナー、レーヴ・ド・ヴィ スタジオ代表)
〜 2005年09月 〜
角田光代さん(作家)
〜 2005年07月 〜
中本千晶さん(出版プロデューサー)
〜 2005年06月 〜
星山玲さん(makalu.inc代表取締役)
〜 2005年05月 〜
高野美穂さん(カラーアナリスト・フリーエディター・フリーアナウンサー)
〜 2005年04月 〜
須子はるかさん(ジャストレード株式会社代表取締役)
〜 2005年02月 〜
河野やえさん(建築プランナー)
〜 2005年01月 〜
佐藤まり江さん(キャスター・ライター)
〜 2004年12月 〜
林るいさん(イラストレーター)
〜 2004年11月 〜
村山らむねさん(「らむね的通販生活」運営・通販評論家)
〜 2004年10月 〜
川口澄子さん(画工)
〜 2004年09月 〜
土屋クミさん(All About Japan 『ForF』プロデューサー)
〜 2004年08月 〜
二松まゆみさん(「夫婦仲相談所」所長)
〜 2004年07月 〜
行武知子さん(日経ホーム出版社 「BRAVA!」(ブラーヴァ)副編集長)
〜 2004年06月 〜
小林のりこさん(エンタテイメント通訳)
〜 2004年05月 〜
込山民子さん(Win-and-Win.net代表)
〜 2004年02月 〜
青木礼子さん(イラストレーター)
〜 2004年01月 〜
花房美香さん(「おとりよせ.net」お取り寄せコーディネイター)
〜 2003年11月 〜
島田 律子さん(タレント・エッセイスト)
〜 2003年10月 〜
本橋真紀子さん(「おかずのうつわ屋・本橋」女将)
〜 2003年09月 〜
橋本真由美さん(株式会社ハーシー 代表取締役)
〜 2003年08月 〜
坂之上洋子さん(デザイナー、「ブルービーグル(BlueBEAGLE)」代表取締役社長)
〜 2003年07月 〜
林淳子さん(聘珍樓オーナー夫人)
〜 2003年06月 〜
KIMIKOさん(ウォーキング&ポスチャスタイリスト)
〜 2003年05月 〜
酒井 冬雪さん(エッセイスト)
〜 2003年04月 〜
横山 雅子さん(マックス・ヴァルト研究所 代表取締役)
〜 2003年03月 〜
清水 美穂子さん(All About Japanパンガイド、「FAVORITE WORKS」主宰)
〜 2003年02月 〜
大塚葉さん(『やりたい仕事で豊かに暮らす法』著者)
〜 2003年01月 〜
サマンサさん、こと川口葉子さん(「東京カフェマニア」主宰)
〜 2002年12月 〜



メルマガ申し込み!
Hon-Cafeのメールマガジンを購読しませんか? Hon-Cafeナビゲーターやスペシャルゲストの
おすすめ本を、毎週ピックアップしてHTML形式でお届けします。プレゼント情報も満載ですよ♪
メールアドレス>>