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Hon-Cafeスペシャルゲスト Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
 ■2004年7月のスペシャルゲスト!
ゲストイメージ
二松まゆみさん (「夫婦仲相談所」所長)

今月のスペシャルゲストは、「夫婦仲と性の相談所」所長・二松まゆみさん!今年4月に上梓された夫婦仲白書「となりの寝室」が話題に♪(Hon-Cafeセレクトでもご紹介させていただきました!)

1991年より、社会参加したいママたちの全国規模ネットワークを運営してきた二松さん。子連れイベント等の企画や、子育て情報誌の発行をなさるほか、主婦モニターを集めて、企画会社(株)エムネットジャパンを起業!主婦コミュニティ企画・マーケティングリサーチ等のお仕事を手がけていらっしゃいました。

ご自身の離婚&幸せな再婚を機に、2003年からは、「主婦の悩み」をまじめに語れる場「夫婦仲と性の相談所」を開設。これまでのお仕事から、主婦のキモチをよ〜く解している二松さんが、「結婚とは?」「夫婦とは?」「寝室事情とは?」…という深い問題に、8000名を超える会員の皆様と、日々取り組んでいらっしゃいます!


夫婦仲相談所


二松さんにとって、本とはなんですか? 自由な表現でお答えください。

 本は「南の島への同伴者!」です。日常でも、短い時間にパラパラめくりますが、やはり一番落ち着いて一気読みできるのは、大好きな南の島です。仕事や家事の合間に時間をくぎって読み進めるより、一気通関読書が、好きなのです(笑)
 趣味は旅行なのですが、行く島を決めるとすぐに、本を買いに行きます。機内用と、ビーチ用と、お部屋用の三冊は最低そろえます。
 ゆっくり流れる時間の中で、だらだらだらと楽しむ読書は最高の癒しです。
 エピソード・・はるか遠い南太平洋の島で、読み終えた本を数冊、ホテルの日本人スタッフさんに、さしあげました。「すごく嬉しいです!こちらでは、なかなか本が手に入らず、日本の活字に飢えていました」と、喜んでいただき、あらためて「日本の活字」のありがたみを感じました・・。

「Hon-Cafe」読者の方に向けて一言をどうぞ。

 皆さまは、読書感想文って書いたことありますか??大人になってから。
 実は中学校の時、スタンダールの「赤と黒」の感想文を書いて賞をとったんです!(ませた子どもでしょ)
 あの時以来、読書感想文は、書かなくなってしまったのですが、今回、Hon-Cafeさんで、感想文を書かせていただき、本はあとで感想文を書くつもりで読むと、深いところまで推測読みできるのでは、と気づきました。皆さま、「提出義務がない読書感想文」を書いてみてください。またまたちがう発見が・・・。
 4週目‥‥南の島好きの二松さんも唸った、魅惑の島旅本って?
お金がない!だいじょうぶ、この本でゴージャスな体験可能です。

1日1000円で遊べる南の島
著者:林和代 / 出版社:双葉社

ほんとに1000円で遊べるの?と思っていたら、ある条件があったんです。「現地の人ととっても仲良くなること」。人見知りの性格の方、遠慮がちな方は、1000円では遊べません。

でも南の島へ行くと独特の雰囲気の中で、人見知りの性格がなくなり、ある意味、「リ・ボーン!」してしまうから、現地の人と解け合えそうです。

この本に出てくる島々は・・マイナーです。知らない・・。アイツタキ島?シミラン島?リンチャ島?知らない・・。「南の島が好き」などとのたまう自分が情けない、未熟者の気分になりつつも、おもしろくって、一気に読破しました。地面と間違えるほど大量のヤドカリ、ミニヘビ、泥棒をするリスなど、ちょっと想像もつかない描写に引き込まれます。床のない宿なんてレアすぎて、1度泊まってみたくも・・なる。100バーツなら、惜しくない。しかも、部屋の中に雨も降ってくれるらしい。涼しそうでいいじゃないですか。

今年中に訪ねてみたい島はシミラン諸島。作者さんが撮ったちっこい写真に目が釘付けです。この海の美しさはなんだ?島には1番から9番まで番号がついているらしいですが。「名前のない島」という小説でも生まれそうなので、行ってみたい。1日の経費予想1293円・・決まりです。

この本の1番ためになったところは最後の「なんでもランキング」です。海の青さや、素敵なビーチなど、作者なりに順位をつけてあります。ついつい、ベスト3のビーチに行ってみたくなりますが、それよりも、日本人との遭遇率0の島もまた、怖いモノ見たさで訪ねてみたいですね。

「ありがと」「こんちは」「おいしい」の3つの現地語さえ覚えれば、フレンドリーな島の人たちと、時を共有できるそうです。

本を閉じたとき、とってもゴージャスな気持ちになりました。次回は自分で体験して、このゴージャス度を確認してきます。
2004/07/27
 3週目‥‥二松さんも励まされる、両立お手本本って?
芸能人・女性・家庭の3つの顔を上手に切り替えるコツに頷けます!

郁恵の元気スパイス!
著者:榊原郁恵 / 出版社:扶桑社

 私達ワーキング主婦世代には、お手本となるお薦めの1冊です。「仕事と家庭の両立はたいへん」「家事も育児も仕事も中途半端かな」「会社行ってるんだから家事は大目にみて・・」などというボヤキを年中つぶやく自分ですが、郁恵さんのガンバリ方を本で読んでから、「私って甘い!」と反省しきり。

 そうです、芸能界のお仕事は、肉体的にも精神的にもハードで、強ーい目標を持っていないとやっていけないお仕事なのですね。真夏に連日、舞台でピーターパンを演じ続けること、料理番組を休まず長く続けること、大勢の人に自分を観てもらうことは、きっとすごいプレッシャーだと思います。家事と仕事と妻の3両立をこなしている郁恵さんは、強くて素敵です。毎日、自然体で、しかもあの笑顔でこなしているのですからこれはもう、尊敬するワーキング主婦ナンバー1です!

 だんな様が、お子さんに甘い行動をとられると「もう、ちょっと待ってよー」と、ぷっくりふくれていらっしゃるんでしょうが、すぐに元の笑顔に戻られるのでしょう。夫婦仲良しの秘訣も、たくさんこの本にはちりばめられています。ケンカに発展しない術も身につけたとか・・。郁恵さんが、トイレで倒れたときに、だんな様がとられた行動には胸がジーンとしました。やはり「愛」「思いやり」あっての夫婦円満です。40代になって、夫婦の機微を実感したそうです。

 そんな、「夫婦仲良し・家族大切」の郁恵さんのポリシーが、お仕事にも影響して、元気なライフスタイルができているのでしょうね。
 
 素顔の郁恵さんは、これまた素敵。わたしと同世代なのですよ。もちろん「私はスターよ!」という気取りは全くなく、コロコロ笑われて、好奇心旺盛。私が高校時代に好きだった「いとしのロビンフッド様」の頃のイメージのままのかわいい女性です。若い、若い!

 あの笑顔の理由を知るためにも、3両立の秘訣を知るためにもワーキング主婦の方は、ぜひこの本を読んでみてください。

 最後に、郁恵さん、おたがいに健康に気をつけて、ダーリンとラブラブ仲良しの人生を送りましょうね!
2004/08/03
 2週目‥‥二松さんおすすめの小説を教えてください!-Part2-
「人」が登場しないのに、「人」の気配がたくさんする不思議小説

ホテルカクタス
著者:江國香織 / 出版社:ビリケン出版

 なんとも不思議な物語でした。きゅうりさんと、帽子さんと、2さんという3人(?)が主役です。まるで、幼い頃読んだ、熊さんと小鳥さんが主役の絵本のようです。「人」が出てこない物語は、むしょうに人恋しくなります。ああ、このあたりで、美少女とか、鬼のようにこわい大家さんとか「人」が現れないのかなあ・・などと。
 
 でも、きゅうりさん達が、おもいっきり「人」なので後半は気にならなくなりました。

 「ホテルカクタス」は、淡々とありがちな日常が、綴られていきます。「人」のいない日常生活が、なぜかとっても生々しく、我が生活と比較させるほど深みがあるのです。「人」には秘密があるタイプと、ないタイプがあるとか。妹に電話をかけたとき、もう一人の兄と間違えられたら、ちょっとムッとすることもあるんだろうなとか。汗水流して働いたお金を両親に仕送りするとき、生き甲斐を感じるんだなとか。なぜ「人」がいないのに、こんなに「人」くさい物語なのかと考えながら読み進めました・・

「出会い」「友情」「旅行」「別れ」など様々な「人の行動」が丁寧に描かれていたからなのでしょう。

 高橋源一郎さんの後書きを読んで、やっと意味がわかりました。小説は「ひと」(ひらがな)がいなければ何も始まらないと。そして「生活」についての定義らしきことも書かれていました。
 うーん、後書きがあってよかった・・。やっぱり自分はまだまだ奥まで読み込めてないなと、あらためて実感しました。

 不思議な物語ですが、生活感たっぷりの「人」物語です。
2004/07/13
 1週目‥‥二松さんおすすめの小説を教えてください!
ホラー?官能?観光ガイド?3つの世界を楽しめる綱渡り小説

楽園
著者:岩井志麻子 / 出版社:角川ホラー文庫

 もちろん「ぼっけえきょうてえ」から入り、「チャイ・コイ」も読みましたが、なぜか気にかかるのが「楽園」でした。

 夏しかないベトナムでの若い男性との愛欲の休日。女性なら誰しも、一人で海外に旅立ち、現地のイケメンと恋に落ちたいと考えたことがあるのでは?いえ、あくまでも夢見るだけですが。。

 ベトナムを、「近隣の、漢字の名前がついた国々ほどには生々しくも近くもなく・・」と表現される箇所には、さすが小説家!と唸ってしまいました。今までタイもマレーシアも楽しんでいますが、ベトナムだけはなんとなく、旅行希望地になっていませんでした。

 この本は、「ベトナム、行ってみたい、一人で。」と思わせてくれる凄みがあります。

 それは、観光ではなく、腐った果実の臭いをかぎに、この世のモノとは思えない妖しいハンサムな男性に会いに・・です。

余談コーナー
 作者は「床惚れ」という言葉を使っていますが、夫婦仲相談所の所長としては、まさに「床惚れ」せずに結婚してしまうと、夫婦仲はしっくりいかず、不満がつのったり、いや離婚だとザワザワ騒ぐようになると思います。
 恋人同士の時から、「床惚れ」される作戦を、わたし達女性は体得しなくては。志麻子先生の官能小説の世界にひたって、「床惚れ」女性をめざしましょう。
2004/07/06
 
既婚女性から聞き出した夫婦仲白書!結婚と愛についての指南書!

となりの寝室
著者:夫婦仲と性の相談所編 / 出版社:講談社

 15年間も主婦のサークル活動をしているワタクシが、「既婚女性の不安・不満」の聞き込みをしているうちに、どうやら「夫婦仲と子育て」問題は、どの世代の方達も悩んでいることを発見。
 ふむ、それならお得意の市場調査で、データを集めて分析しよう!と思い立ち、半年がかりで書き上げました。アンケートに協力してくださったのは1609名の既婚女性です。

 自分は結婚の地獄と天国を両方体験しているので、冷静に分析できましたが、結婚前のOLさんや、だんな様方がお読みになると「びっくり・仰天・驚愕」の内容です。

 50名近い主婦の方々に対面取材もしましたが、そちらは強烈でした。「え?見た感じ、フツーのきれいな奥さまよ」という方々が、寝室事情の深い部分まで、しっかり語ってくださいました。様々なご夫婦タイプを選んでいますので、参考にしてください。室井佑月さんもびっくりされたそうです。

 夫婦だからこそ話せること、夫婦だからこそ話しにくいことがあるとすれば、寝室事情はきっと後者ではないのかなと思います。

 昨年から開始した「夫婦仲と性の相談所」にも、「夫婦の会話はあるのだけど、寝室事情はさっぱりです」という方が多く見受けられます。
 寝室事情が良くなれば、さらに夫婦のラブラブ度も上がるという持論を引っさげ、現在悩める主婦&OLさん達と語り合う多忙な日々を過ごています。

 さらに夫婦仲円満のために、夫婦仲復活のために「寝室事情改善会議」を全国の家庭に広めるキャンペーンを仕掛けたいと企画中。
 
 最後に、この本を手に取っていただいた皆さまへメッセージを・・

『おとなりの寝室事情を参考に、うちの寝室事情も改善できるかも』

スペシャルゲスト バックナンバー
ムギさん(ムギ畑主宰)
〜 2006年02月 〜
中島梨英さん(WEBサイトディレクター)
〜 2005年10月 〜
宰務智子さん(フレンチコロニアルレストラン「Aila」オーナー、レーヴ・ド・ヴィ スタジオ代表)
〜 2005年09月 〜
角田光代さん(作家)
〜 2005年07月 〜
中本千晶さん(出版プロデューサー)
〜 2005年06月 〜
星山玲さん(makalu.inc代表取締役)
〜 2005年05月 〜
高野美穂さん(カラーアナリスト・フリーエディター・フリーアナウンサー)
〜 2005年04月 〜
須子はるかさん(ジャストレード株式会社代表取締役)
〜 2005年02月 〜
河野やえさん(建築プランナー)
〜 2005年01月 〜
佐藤まり江さん(キャスター・ライター)
〜 2004年12月 〜
林るいさん(イラストレーター)
〜 2004年11月 〜
村山らむねさん(「らむね的通販生活」運営・通販評論家)
〜 2004年10月 〜
川口澄子さん(画工)
〜 2004年09月 〜
土屋クミさん(All About Japan 『ForF』プロデューサー)
〜 2004年08月 〜
二松まゆみさん(「夫婦仲相談所」所長)
〜 2004年07月 〜
行武知子さん(日経ホーム出版社 「BRAVA!」(ブラーヴァ)副編集長)
〜 2004年06月 〜
小林のりこさん(エンタテイメント通訳)
〜 2004年05月 〜
込山民子さん(Win-and-Win.net代表)
〜 2004年02月 〜
青木礼子さん(イラストレーター)
〜 2004年01月 〜
花房美香さん(「おとりよせ.net」お取り寄せコーディネイター)
〜 2003年11月 〜
島田 律子さん(タレント・エッセイスト)
〜 2003年10月 〜
本橋真紀子さん(「おかずのうつわ屋・本橋」女将)
〜 2003年09月 〜
橋本真由美さん(株式会社ハーシー 代表取締役)
〜 2003年08月 〜
坂之上洋子さん(デザイナー、「ブルービーグル(BlueBEAGLE)」代表取締役社長)
〜 2003年07月 〜
林淳子さん(聘珍樓オーナー夫人)
〜 2003年06月 〜
KIMIKOさん(ウォーキング&ポスチャスタイリスト)
〜 2003年05月 〜
酒井 冬雪さん(エッセイスト)
〜 2003年04月 〜
横山 雅子さん(マックス・ヴァルト研究所 代表取締役)
〜 2003年03月 〜
清水 美穂子さん(All About Japanパンガイド、「FAVORITE WORKS」主宰)
〜 2003年02月 〜
大塚葉さん(『やりたい仕事で豊かに暮らす法』著者)
〜 2003年01月 〜
サマンサさん、こと川口葉子さん(「東京カフェマニア」主宰)
〜 2002年12月 〜



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