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Hon-Cafeスペシャルゲスト Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
 ■2004年9月のスペシャルゲスト!
ゲストイメージ
川口澄子さん (画工)

今月のスペシャルゲストは、画工・川口澄子さん。1994年よりイラストレーターとして活動を始められ、1999年にはグラフィックデザイナーの三木俊一氏と、図案と挿絵の制作事務所「文京図案室」を設立。様々な雑誌・書籍・広告に作品を提供なさっていますが、最近のお仕事では、『晩恋〜suddenly60』(ランダムハウス講談社)の挿絵などがあります。来年2005年1月には、初の著書『旧暦ライフ温故知新(仮)』(ピエブックス)が刊行予定!

「好きなのは、日常に潜む非日常の可笑しみを画帖に描きとめること、オーソドックスで質の良い印刷物、観察。」そんな川口さんの、お気に入り本を伺ってきました。どんな視点で、どんな一冊をお教えいただけるのでしょうか…?

文京図案室画報
 4週目‥‥川口さんおすすめの“食の本”、教えてください!
食は暮らしのパスポート

モンスーンの食卓 -旬の食材で作る中国・韓国・沖縄・精進料理-
著者:ウー・ウェン、金裕美、藤井宗哲、山本彩香/著 / 出版社:朝日新聞社

はい、いいえ、ありがとう、すみません、お願いします、これ、何?、いくら?、どこ?、それから数字。
これは高校時代、社会科担当の先生から教わった旅のヒントです。どんな国を旅するにしても、これくらい覚えておいて、しっかり相手の目を見て言えば、多少発音が悪くても買い物くらいはできる、というもの。いくつかの海外旅行を経験して、わたしはこれに料理を加えるようになりました。とはいっても、料理名の覚えるのではなく、その国の定番家庭がわかる料理本を持っていくのです。これは国内でも通用します。見知らぬ土地ではまず市場へ行き、おいしいものをたくさん食べていそうな店主の店で買い物をし、料理本の中から食べたい料理を指し、「これ、どこ?お願いします」と尋ねます。そうすると、大概の店主は贔屓の食堂を教えてくれる、というわけです。

本書『モンスーンの食卓』は2002年4月から2004年3月まで朝日新聞で連載されていたレシピエッセイで、中国、韓国、精進、沖縄、4つの料理の専門家が旬の料理を写真と文で紹介しています。エッセイでは人とのつながりを何よりも大切にしている姿勢が通底しているので、物知りのお隣さんから暮らしのヒントを教わってるような気分になります。つきあう、暮らすの基本は食にあり、なのです。
2004/09/28
 3週目‥‥大切な一冊と遭遇したときのお話、聞かせてください。
生と死、愛と別れ、本と旅

センチメンタルな旅・冬の旅
著者:荒木 経惟/著 / 出版社:新潮社

なにかいい本発掘できないかなー、とあてもなく書店をぷらぷらし、平積みの本なら表紙、棚に収まった本なら背表紙から好みの本を探し当てるのが好きです。神保町の美術書専門古書店でのこと。棚から少しはみ出ている1冊を見つけました。版型が横長なので入りきらなかったようす。気になって棚から取り出しました。箱入りになっており、不思議の国のアリスを思わせる少女像の絵とタイトルが印刷され、帯には「これは愛の讃歌であり、愛の鎮魂歌である。新婚旅行での“愛”の記録、私家版『センチメンタルな旅』から21枚。妻の死の軌跡を凝視する私小説的写真日記『冬の旅』から91枚。既成の写真世界を超えて語りかける生と死のドラマ。」の文。箱から本をそっと取り出すと、鮮血のような赤色をしたクロス装、表紙にはアリスもどきの目だけが空押しされていました。ページをめくりますと、推薦文にあるとおりに物語が展開してゆき、しばらくすると、私自身が荒木経惟に入り込んで彼の目で写真を撮っている感覚にとらわれ、半分を過ぎたあたりで泣きそうになり、これはイカン、と本を閉じ、真っ直ぐレジへ向かい、涙を店員に悟られぬよう欠伸などでごまかしつつ、この本を買い求め、店を出ました。もっと大切な場所でこの「旅」を読み終えたかったからです。人はいつ死ぬかわかならい、だからこそ、かけがいのない人と過ごす時間は後悔のないよう、丁寧でいたい。
2004/09/21
 2週目‥‥川口さんがお仕事なさった本についても、ご紹介いただけますか?
4冊のうち、1冊くらいは私が挿絵を担当した本を

晩恋―Suddenly 60
著者:ジュディス・ヴィオースト/著、菜畑めぶき/訳、川口澄子/絵 / 出版社:ランダムハウス講談社

今回のおすすめ本『晩恋suddenly 60』は、アメリカでエッセイやノンフィクション、児童文学などを多数発表し続けている著名作家が60歳を迎えた頃にその年齢ならではの心境を綴った詩画集。これまでに30歳、40歳、50歳の節目にも同様の詩画集が出版されており、本書はその第4弾。今も書店で売られているロング・セラー本なのだそうです。原書はamazon.comで確認することが出来ます。タイトルよりも著者名を若干目立たせるかのようなカバーデザインから著者の知名度の高さを推察できます。

さて、この4冊を翻訳出版することになったランダムハウス講談社は、1冊ずつイラストレーターを変えてギフトブックとしても映える装幀に!という企画をたて、そのひとりとして私に白羽の矢を当てました。私が選ばれたのはこれまでの作品を見た担当編集者の直観でしょうけれども、子供の頃から円熟というものに憧れていましたから、何か通じるところがあったのでしょうか。1冊目のおすすめでも記しましたが、私には円熟の本質を教えてくださる師がいます。ちょうど60歳を迎えた我が師が本書を愛でる姿を想像しながら、本書の挿絵を制作しました。

60歳をまだ迎えてない方でも、優しさと可愛らしさと毒を程良く持ち合わせた方に読んでいただきたいと思います。
2004/09/14
 1週目‥‥お茶の世界を扱った、おすすめの一冊があれば教えてください!
素養に触れる

宗へん風―イップクイカガ
著者:山田宗偏/監修、桐島ローランド/撮影、桐島洋子/文 / 出版社:レゾナンス

お菓子と器の楽しさに釣られ、茶道を嗜んで10年目。一服のお茶を美味しく呈し、お客様と心地良いひとときを過ごすために季節感を踏まえた設えや料理、作法が様々な流派に別れて整えられてきたお茶の道を追究すれば、道具を揃えたり、茶室を構えたり、といくら時間とお金があっても足りないけれども、料理やファッションと同じく、できる範囲で分相応に取り組みたい。それにはまず基礎である点前の修習は必須。

ある夏のお稽古で、皆の欠席が重なってわたしひとりだけ、という日があった。いつもなら師匠に手順を仰いでのお稽古なのに、師と一対一の静寂の中で自然と集中してしまい、一連の動作を間違えることなく点てることができた。この薄茶を一服した師は、静かにこう仰った。

「…わかったのね」

わたしの目から、ぼろぼろっと涙が落ちていた。
2004/09/07

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